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2018年H30卯月4月

  2018年ももう秋です。
  これでもかといわんばかりの自然災害が続きます。
  でも、巡りめぐって今年も秋がやってきてくれました。

  青春、朱夏、白秋、玄冬・・秋は白いのか。
  秋に白いのは、新米に新ソバ・秋新だ。
  新米から新酒が生まれ、蒸し器の蓋が明く。
  新酒で清めて、まっさらな白紙に戻った気分で新蕎麦で一杯
  
  何を云っているんだか、ばかばかしい。
  しょうもなくて、くだらない。
  ばからしくて、くだらないけれど、年々歳々、そうやってまた歳を取っていく、

  

                  なかには、かしこく、りっぱに、歳を取るひとも少しはいるのだろう。
                  ちっとも、羨ましくはないけれど。
                  

                  酔狂なんだか、魔が差したんだか、想いって奴がまとまらない。
                  空っぽの、白い秋に、ふと手にしたくなる盃。
                  何気なく賑やかな柄の杯を選ぶ。

                  誰もが独りで生まれてきて独りで死んでいく.
                  わかっているから、この賑やかな盃で安穏になれる。
                  もうすぐ彼岸だ。
                  十万億土の先人達に乾杯。


                  2018年新そば