トップページへ目次ページへ インフォメーションページへ マップとアクセスページへ 駐車場ページへ リンクページへ メールアドレスはこちら プロフィールページへ 英語版サイトへ



2017年7月。これがもうすぐ艶めかしく鈍い光を放つ黒褐色のソバの実になる

2017/07H29,蘭越ファームトピアソバ開花

 瑞々しく危ういほどの透明感と移ろう光の陰影を宿す七月の後志(しりべし)・小樽の海。
 それが、さらに深く濃く雄々しく群青の色合いを濃くする八月の海に変わっていくころ・・・
 その陸側の大地では、燦々と照り続ける太陽と北海道の肥沃な大地の恵みのなかで、ソバ栽培農家の流す汗と「心意気」が白い花を咲かせる。
 弊店が仕入れている北海道後志(しりべし)の南エリア、蘭越(らんこし)のソバ栽培農家・ファームトピアさんから届いた、咲き始めたソバの花。
 その花の下のガク部分に真っ白な蕾のような膨らみがある。
 これがもうすぐ艶めかしく鈍い光を放つ黒褐色のソバの実になる。  
 
 炒るような盛夏の陽射しがボディブローで身にこたえる。
 中華鍋で高温で炒られるようなこのねっとり感。
 例えば、別れた人ととある宴席で偶然出くわし、よそよそしい挨拶のあとふと気がつくと寄ってこられ、二人しか解らない符丁を言われたような、重たく、こってりと、粘っこい、がんじがらめの感覚だ。
 爽やかな秋風は、まだまだ遠い。
 この時季、ここ一番と辛抱すれば、豊作大漁の実りの時がやってくる。
 青春、朱夏、白秋、玄冬、秋は「白い」のか。
 秋、白いのは新米でありその新米から新酒が生まれ蒸し器のふたが開き、新酒で清められて、真っ新な白紙に戻ったら、もうじき彼岸、十万億土の先人達に乾杯し、締めは北の大地の実りの新蕎麦を・・・。
 もうすぐ、遠くで淡い緑の新蕎麦が、そこまで来ている。

2017/07/24の第46回「蕎麦と銘酒会」は定員となりました。

五月晴れ

 2017年6月26日(月)第45回「蕎麦と銘酒会」は写真の通り無事終了いたしました。
 今月、7/24の 第46回「蕎麦と銘酒会」は定員となりました。

第46回満員温冷

 ご参加を考えておられたお客様には、誠に申し訳ございませんが、8月は夏休み・お盆の繁忙期で「蕎麦と銘酒会」は例年お休みにさせていただいております。
 次回第47回は、九月開催となりますので宜しくお願い申し上げます。
 尚、九月は新蕎麦でお迎えいたしたく、九月下旬を考えております。

 

2017/06/26の第45回「蕎麦と銘酒会」は定員となりました。

五月晴れ

 2017年6月26日(月)の第45回「蕎麦と銘酒会」は、お陰様で定員となりました。
 ご参加をお考え頂いていたお客様には、誠に申し訳ございませんが、次回第46回、7月24日をご検討下さい。

第47回蕎麦と銘酒会7月24日

2017/05/18 小樽蕎麦屋籔半前庭の春!!

五月晴れ

 もえぎ色....、黄色味の多い明るい緑色はまさしく「萌黄色」。
 「萌黄」とも「萌葱」とも書かれます。
 が、いずれにしても気持ちのいい黄緑色です。 
 一方、緑色の濃淡には「深」と「浅」が使われます。 
 深緑、浅緑とか。 
 明るい緑が「浅緑」で、同時に緑がより薄くなると「若竹色」と言われてきました。 
 いきいきとした、緑の気に満ちた色彩の春に乾杯。
 でも、今年の北海道・小樽の桜は遅い。 
 今、やっと白と黒のモノトーンの季節から「重ね色」の季節になる、そんなわが街・小樽。
 そんな小樽の街の蕎麦屋だから・・・、暖簾を変えました。 
 萌黄色の暖簾。
 女将が刺した、刺子屋号入暖簾です。 
 これで、小樽の町の春を表したい、との女将の思いのこもった暖簾です。 
 小樽という町は、急ぎ足で見て回るととても薄っぺらで安っぽく見える町かもしれません。 
 が、のんびりとそぞろ歩いていただくと、とてつもなく分厚く深度のある町とわかってもらえる。 
 この町には、いわゆるハレとケ、聖と俗、ピンとキリが団扇の表裏にようにぴったり合わさって露地のそこここに風が流れる町なのです。 
 黙って通えば、小樽が自分の休日になる。 休日に小樽に行くのではなく、小樽に行くことが自分にとっての休日になる。 
 だから急ぎ足で見て回らない、ゆっくりのんびり巡る町なのです。
 そんな町中に、蕎麦屋・籔半はひっそりと、身の丈で、いきづいていきたいと思いたがっております。

大手鞠2017_01

 前庭に大手鞠が葉を拡げ始めて女将の刺した浅葱色の刺し子暖簾と競演中。

大手鞠2017_02

 大手鞠の葉脈まで目に鮮やかに飛び込んできますね。

いろは紅葉2017

 店主還暦祝いに三人娘が植えてくれたいろは紅葉もすっから芽吹いて。

2017_柳の若葉も。

 昨年暮れちかく、蔵戸前の正月飾りの「餅花」づくりのため選定されてしまった裸の柳もいろは紅葉に負けまいとあわてて若葉を。

2017_蔦

 その慌てて若葉を出した柳の幹では蔦が真っ赤な若葉を芽生えさせる。


2017/05/03 GW御来店頂くお客様へ

五月晴れ

 いつも弊店をご愛顧頂き厚く御礼申し上げます。
 GW期間中(5/7迄)は、お席の事前予約を可能な限り承ります。
 が、混雑状況によってはお受けすることが叶わないこともございますので、どうぞお許し願います。

 また、御来店頂きましても、先にお召し上がりのお客様のお帰りの都合で、お席が新たに整うまでご案内・ご着席をお待ち頂いてございます。

 GW期間中は、御着席されてオーダーを頂きました順に、メニューを提供させて頂いておりますが、お席に着かれましてもメニューがお手元に届くまで、お待たせすること多々ございますことご理解をお願い致します。

 弊店厨房スタッフもホールスタッフも粗相のないよう懸命に頑張りますので、ご了解・ご理解をいただきます。


2017/04/20 あぁぁ、春の宵

2017春、風防を外す

 春霞。
 もう直ぐ山菜の季節。

 物には五味があるとはいう。
 そうはいうものの、それでは言い尽くせないおびただしいほどの味、その輝きと翳りがある。
  が、もし"気品"ある味ということになれば、それは
   "ほろ苦さ"
だ。
 ことに山菜のほろ苦さ。
 それは"峻烈"もあり、"幽邃"もこめられるが、これほど舌と精神を引き締め、洗い、浄化してくれる味はない。
 ”甘”には寛容がある。”酸”には収斂がある。
 アレには解放があり、コレには豪壮がある。
 あちらには可憐があり、こちらには深淵がある。

 しかし、山菜のホロ苦さには”気品”としかいいようのない一種の清浄がある。 この味は心を澄ませてはくれるが頑なにはしない。 引き締めてくれはするが、昂ぶらせはしない。
 ひとくち毎に、血の濁りが消えていきそうに思えてくる。

 そんなホロ苦さの、山菜の春を楽しみましょう。


2017/02/04 小樽雪あかりの路の蕎麦屋親爺的お奨め楽しみ方


 第19回目ととなる小樽雪あかりの路、会場も20数カ所となり、さてどこの会場に行ったらいいかとお迷いになられるお客様もおられるでしょう。
 しかし、小樽雪あかりの路を本当の意味で楽しまれるのであればとお奨めするのが、以下の画像です。

 なんといっても雪あかりの路に行かれる時間帯は、毎日の開会直前の16:30前後、暮れなずむ
 「薄暮」
の時間帯です。
  雪薄暮の美しさのなかで、橙色のろうそくの灯りの温かさこそを愉しんでいただけたら、と。

空・運河水面・雪の「蒼さ」

 空と運河の水面、そして積もった雪が、まるでグラデュエーションがかかって「蒼さ」を深めてゆくほどに、蝋燭の光がゆらゆらと浮き上がります。

2012_準グランプリ小樽雪あかりの路賞「凍付く運河」榎英子氏2012_準グランプリ小樽雪あかりの路賞「凍付く運河」榎英子氏

 たとえ寒気でしばれ上がっても運河の蓮葉氷が、空の絵師の手で「蒼」に映えます。

第19回小樽雪あかりの路開会です。02

 小樽雪あかりの路の「原点」、朝里川温泉会場の川面の「雪あかりの路」。
 まちづくりへの思いの深い「街人・マチビト」が灯したあかりは、川面の雪の中で、家々の灯火のように温かいんです。

2012_フォトコン入賞「静寂の灯り」新保紫氏

 蒼色と言っても色々です。  
 空の「蒼」に染まる青は何故か暖かい。  
 古来から「青」は寒色の範疇だが、暖かみが伝わってくる色を日本人は見つけてきていた。
 奈良時代から露草の「青」を「花色」または、「花田色」と言い表し、そこから藍色にたよらない露草の青は、 藍染めの薄染め、濃い染めのどちらにも片寄らない微笑みのような印象の色、慎ましさと落ち着きを添えた色として
   「縹色(はなだいろ)」
と呼んだ。  
 縹(はなだ)は、「はるか」「かすか」の意も含まれる。
 神社を染める色こそ、「縹色」なのでしょう。

小樽大正硝子の蒼

 これらの「蒼」は、 別に朝里川温泉会場や天狗山会場、神社会場にいかなくても、街中のいたるところで、薄暮の時間に間に合えば出会うことが出来ます。
 写真は、妙見川下堺町通り入口の小樽大正硝子本店。
 こんな「蒼」を見ると、お店に吸い込まれそうになりますね。(^_^;)

 小樽雪あかりの路の「蒼」をたっぷり味わい下さい。

2017/02/03 第19回小樽雪あかりの路が開催です。

 ついに、20回目前、第19回の「小樽雪あかりの路」が2月3日から開催されます。

第19回小樽雪あかりの路開会です。01

第19回小樽雪あかりの路開会です。02

 ついに、19回目の開催になった小樽「雪あかりの路」です。

 時を経てもそこにあり続ける 小樽雪あかりの路

 1999年に始まり、今回で19回を迎える「小樽雪あかりの路」。
 期間中、会場を訪れる人は五〇万人にも上る。

 しかし、このイベントは規模や入場者数を誇ってはいけない、と関わる人々は口々に言う。

 激動の世の中にあって、訪れた人が「ほっ」とできたり、
 ろうそくの灯りに千々の思いを馳せたり、
 複雑な日常からちょっとだけ離れて自分を見つめ返したり
 ・・・そんな「スピリチュアル」(=精神的)なイベントであり続けたいという。

 たとえ時代が移り変わっても、
 変わらない「人の思い」がありかぎり、
 「小樽雪あかりの路」は、このままの姿でそこにあり続けるのだろう。

2017/01/31 1901年(M34)から続く「丸井印石川屋」の暖簾がおりました。


小樽100年蕎麦屋

 わが小樽・蕎麦屋・籔半のライバルであり、店主同士は盟友であった「丸井印石川屋」が2017年1月31日、その暖簾を降ろした。
 店主・坂本修一氏(元・小樽蕎麥商組合組合長)、68歳。
 42歳で早世された父親「坂本章」氏の後を、小樽商科大学夜間部に通学しながら継いで、19歳から69歳まで50年蕎麦屋一筋で石川屋の暖簾を守ってきた。
 小樽の蕎麦屋の鏡である。
 廃業は惜しい。
 が、お疲れ様、ご苦労様でしたと、今日閉店間際にお邪魔し、奥様ともども声を掛けてきた。

都通石川屋外観
都通石川屋外観

石川屋閉店口上 石川屋価格札
閉店口上と石川屋価格札

深部者取材を受ける石川屋坂本修一店主
新聞社取材を受ける石川屋・坂本修一店主

暖簾を下ろした石川屋
暖簾を下ろした石川屋

若かりし頃の坂本修一氏
若かりし頃の坂本修一氏

 「丸井印石川屋」は、1901年(明治34年)中井作太郎氏が花園町第一大通りで開業したのがその開始となる。

 ここに、当時の小樽で大繁盛した「三マス本店」河本徳松氏が、1903年(明治36年)に郷里石川県から連れてきた少年が「坂本甚作」氏で、中井氏の「石川屋」に奉公する。
 この「坂本甚作」氏が、 発展する稲穂町の賑わいを見越して1917年(大正6年)電気館通り(現・都通り)に「石川支店」を開業した、現店主の祖父である。

 中井作太郎氏と弟栄松しは石川屋本店を繁盛させ、弟・栄松氏は入船十字街上(現・南樽整形)に朝日屋蕎麦屋を開業したが、作太郎氏子息「栄作」氏の時代に経営に行き詰まり廃業した。
 それで、「坂本甚作」氏は、石川屋支店から「丸井印石川屋」と改称し、坂本章氏、そして現店主坂本修一氏と連綿と蕎麦屋を発展させてきたのだった。
 
 中井作太郎氏開業から数えて、116年。
 都通りで坂本甚作氏が開業してからでも100年。
 店主・坂本修一氏は、2003年から2015年まで小樽蕎麥商組合・組合長を務めていただいた。

 また、小樽の蕎麦屋100年を誇る蕎麦屋が姿を消していく。
 残念。

 そして、石川屋さん、坂本修一さん、お疲れ様、ありがとうございました。
 

20170122 蕎麦屋籔半のニシン尽くし!

 とことんニシンネタを続けます。(^^)
 以下の画像は、弊店の「ニシン尽くし」の蕎麦と酒肴メニューです。

ニシン群来で泡立つ海面

●(ニシン棒煮を別皿で)にしん蕎麦。

 有名な京都の「ニシン蕎麦」は、身欠きニシンを京懐石で培われた調理技術で戻しております。
  が、前浜でニシンが獲れるようになったわが小樽ですので、その小樽の蕎麦屋が、なぜ「身欠き」ニシンを使わねばならないのかという発想で、実に柔らかく、箸で触れただけでホロホロ崩れるくらいのニシン棒煮で提供させていただきます。(^^)
 小樽の目の前の前浜で獲れたニシン、それを一夜干しにし、更に海の町の生臭さを取る伝統的手法(内緒)を駆使しひと工夫し、そばツユベース仕立てて、味付けしました。

 粋なお客様は、ニシン棒煮の半分を具にされ、まず別丼のあつあつのお蕎麦をさっさと食べてしまいます。
 お腹を満たし、シバレた身体に暖を取った後、残った「ニシン棒煮」を 蕎麦屋酒の「酒肴」にされ、蕎麦屋で一杯をゆっくり楽しまれます。
 1メニューで二つの楽しみ方をされるわけですねぇ(^^)
 それで、弊店の「にしん蕎麦」は、 お蕎麦とニシン棒煮は別盛りにしてお出しするわけです。

自家製ニシン漬け

 ●ニシン漬け(秋に漬けた漬け物樽が空いたらお仕舞い)

 弊店女将の自家製ニシン漬け。
 何も足さない何も引かない。
 先代女将、現女将、そして若女将に伝えていく「籔半・にしん漬け」です。

 ニシン漬けだけは前浜で獲れた生ニシンではなく北海道岩内産の身欠きニシンを使います。
 スーパーなどには、照りを出すため油を塗った身欠きニシンなどありますがこれはアウト。
  そして北海道蘭越産の干し大根、札幌キャベツ大球、鷹の爪だけ、それを麹と粗塩だけで漬けました。

 秋口に、北海道後志(しりべし)は蘭越町の農家から届いた干し大根は、この数年で最高の干し加減。
 それに加えて、今年の小樽の冬は大雪とシバレが交互に来てくれ、最高の「ニシン漬け」の漬け加減でございます。

 今のお客様のご注文の調子では、二月末で売り切れ御免となりますので、お早めに。

酒肴・ニシン切り込み

●ニシン切り込み(ニシンぶつ切りと数の子の麹漬け)

 小樽の前浜で獲れたニシンの水揚げを待ちに待って、買って来て、鮮度が落ちない内にいきなり板場で捌いたニシンをぶつ切りにします。
 それにニシン 数の子を合わせ、麹と粗塩だけで揉み込むだけ。
 あとは「時」という調理師に任せるだけ。

 弊店店主が子どもの頃は、一般家庭の冬期間の自家消費のおかずで、ご飯に豪快にかけて後はかっ込むだけでした。
 その横で父はその切り込みを晩酌の酒肴に。
 切り込みがあれば、おかずや酒肴はいらない、そんな時代がありした。(^^)

 今は、その塩味を押さえ控えめにして作ります。

 口の中でとろける醗酵加減のねっとりしたニシン切り身に、プツプツと歯ごたえのある数の子がミスマッチで競演する、 冬の小樽の蕎麦屋酒のベスト酒肴です。

20170119 小樽「ニシン群来蕎麦」ストーリー。

ニシン群来で泡立つ海面


 2010(平成22)年発刊の小樽銭函エリアの情報誌「海空 Spring」号。
 2008(平成20)年、約六〇年ぶりにニシンの群来(くき)が再来した東小樽・銭函海岸。
 その銭函エリアの良さをもっと周知し、認知を頂こうと発刊された
   「海空 Spring」
 ここでも人と人の出会いが「にしん」を通じてある。
 「海空 Spring」編集長さんにお願いして、本サイトへのアップの許可を頂いたのが以下の記事です。  
  弊店のスキャナーは使い過ぎて、もう画像読み取りの際に細い線が入ったりして見にくいのはご容赦ください。(^_^;)  
  コホン、この記事を女将さんが見て、画像の線に気づき「スキャナー新規購入」をと言ってくれないか、と企む小生ずるい蕎麦屋親爺ではあります。(。、ヾ  
 私がみるところこの「海空Sprinng号」での「にしん群来蕎麦」と「須藤雅司」氏の紹介が秀逸で一番、です。  
 是非とも、お読み頂くと嬉しい限り。  
 雑誌「海空」連絡先:  
    有限会社ルシェルクレール 海空編集部  
    001-0012 札幌市北区北12条西1丁目-7 1F  
    Tel:011-717-0761

情報誌「海空 spring号」表紙

鰊群来蕎麦プロジェクト委員長その1

鰊群来蕎麦プロジェクト委員長その2

鰊群来蕎麦プロジェクト委員長その3

鰊群来蕎麦プロジェクト委員長その4

鰊群来蕎麦プロジェクト委員長その5

鰊群来蕎麦プロジェクト委員長その6

小樽・蕎麦屋・籔半の鰊群来蕎麦その1
小樽・蕎麦屋・籔半の鰊群来蕎麦その2


【籔半めにゅう】春を告げるニシン群来来訪の願いをかけて、季節メニュー「ニシン群来蕎麦」1/25から開始です。

 そろそろ来ていいはずなのです。
 え、何がって?
 はい、春を告げる魚、春告魚、ニシンの「群来(きく)」の到来です。
 ニシンが産卵で岸辺の藻場に押し寄せ、まず雌が押し寄せ卵を藻に産み付け、それを見計らって雄が白子を放出し受精を繰り広げます。
 群青の海面が、妖しく乳白色に染まり泡立ち、カモメが乱舞します。

ニシン群来で泡立つ海面
 ↑オスの放精で泡立った海岸(撮影:小樽市総合博物館)

 海の時化では、ただでも海面が泡立ち、「群来」の泡立ちと見境が付かなくなるから、好天で穏やかな海面でないと人の目には入りません。
 そして群来は、潮の流れですぐ消えてしまいます。
 なかなかその群来現象に立ち会うのは難しく、カメラマンは何日も寒風吹きすさぶ海岸で待機し、 TV局はヘリコプターまで用意し群来到来情報を待ちます。
 濃紺の海にコバルトブルーのニシン群来現象、幻想的な光景でもあり、ニシンDNAがある小樽人を一気に元気にしてくれる現象でもあります
 その「群来」を、蕎麦丼の器に再現した、
  「ニシン群来蕎麦」
季節メニューを、本年2017年は1月25日から開始します。

ニシン群来蕎麦

 小学館ビッグコミック誌、2015/10/25日号「そばもん」の第167話で山本おさむ先生が描いてくれた弊店「ニシン群来蕎麦」!

山本いさむ作「そばもん」から
 是非、一度ご賞味を。

 2008(平成21)年2月20日、小樽周辺の海岸が乳白色に白濁する現象が起き、「ニシン群来蕎麦」は誕生しました。

 それは、1954(昭和29)年を最後に消滅した「ニシンの産卵=群来」の59年振りの再来でした。
 そして、 翌年2009年もニシン群来は再来し、最盛期の大漁とはいわないまでも、かつての小樽の繁栄を支えたにしん漁が、少しずつ回復の兆しを見せていることに漁師さんはもとより小樽人は皆驚喜した。
 街の魚屋さんの店頭に「ニシン」が並び、お寿司屋さんでニシンが寿司ネタとなり、居酒屋でもニシン刺身がメニューになります。
 嬉々として私も魚屋さんから買って食した。
 ベーリング海など北洋の荒海で生育したニシンは脂がのりすぎ刺身で食するのは無理で焼きニシンで食するのが最高ですが、日本海の石狩湾を回遊するらしい小樽の前浜で獲られたニシンの脂は少なく、刺身、寿司ネタには格好な味なのです。
  これを契機に、にしんをコンセプトに小樽の魅力を発信する
  「鰊プロ ジェクト実行委員会」(須藤雅司委員長)
が即生まれます。
 初めて「群来」を目にし、鰊のロマン溢れるその圧倒的な存在感に感動した須藤雅司委員長は手打ち蕎麦を段位を持つ方で、早速
   「にしん蕎麦に、すった山芋を加えて、海が白く濁った様子を表し    てみてはどうだろう。
   にしんは昆布に産卵するのだから、昆布を添えてみてはどうだろ    う。  
   アイディアはどんどん膨らんだ。
   試食したところ、にしん、山芋、昆布、それぞれがそばと相性が良    い組み合わせもあるためか、違和感がなく美味しかった」
となった。
 2009(平成21)年3月3日、「にしん群来蕎麦」が誕生した瞬間でした。

  以降、実行委メンバーらが試食し好評を博し、今後市内の蕎麦店などの賛同が得られればメニュー化したいとなっていきます。

小学館コミック「そばもん」から

 それで、弊店、小樽・蕎麦屋・籔半と須藤委員長の出会いとなったのです。  
 早速弊店は、籔半版「にしん群来蕎麦」を暖かい蕎麦メニューに登場させました。


 以降、「小樽ニシンプロジェクト」活動と並行し、須藤雅司氏は「小樽手打ちそば群来の会」を結成し、小樽蕎麥商組合も市内の蕎麦屋に働きかけ、  柳川通り・山安、
  色内・一福
でメニューにしてくれ、
   塩谷・両國、
   花園・伊佐美屋本店
がイベント連携でメニューにしています。
 
  この小学館ビッグコミック「そばもん」での「にしん群来蕎麦」紹介で、他の蕎麦屋さんでもメニュー化に弾みがつけばと心から念願している。

ニシン群来蕎麦本年は1月二五日から

2017年1月、いよいよニシン群来の時季です。さて、いつ小樽の海にニシン群来が訪れるか、楽しみです。

 ニシンの産卵行動で、沿岸が妖しく乳白色に染まる現象を「群来(くき)」と呼びます、その「群来るさま」は北海道に春を告げる光景です。

2012年ニシン群来

2012年群来

2013年群来

2013年群来

2013年祝津群来

2013年祝津マリーナでの群来

2013年_小樽赤岩海岸群来

2015年小樽祝津海岸群来

ニシン群来間近か!!
 弊店先代の両親は夫婦とも教員で、その三男として生まれ、旧制中学に進学するまでは後志(しりべし)管内の漁業の町・岩内近隣の小学校校長として赴任した。
 雛祭り前後になると、子どもらは大人から海を見守れ、とよくいわれたといいます。
 ニシンは産卵期になると、ホンダワラなどの海草が豊富な浅い浜辺に、群れて来、メスが卵を産み付けてオスが放精します。  この産卵行動で海面が白濁することを
  「群来(くき)る」
といい、カモメが海面を乱舞するのを注目し、それで「群来た」ことを知ったといいます。
 浜辺は、水際まで雄の放精で乳白色に泡立った波と一緒にニシンが大量に打ち上げられて、漁師だけでなく一般町民も浜辺でニシンをすくいにくるほどで、子どもたちも手伝わされた、とか。
 漁で、一番立派な魚体のニシンが最初に来る。
 その中から選ばれた立派な魚体のニシン、町長・警察署長・校長という町三役の自宅に届けられた、とストーブの前で自慢して話しておりました。
 しかし、その先代でも、実際の群来の到来を発見するのはむずかしい、実際に群来たのを見たのはあまりないと。
 2008年(平成20年)に、昭和29年から約60年ぶりに小樽・東小樽(熊碓)海岸〜銭函海岸に群来が再来したとき、知り合いの漁師に聞いたところその漁師さんも「群来る」を見たことはないと。

 さあ、そんな珍しい現象のニシンの「群来」がもうすぐ。
 ニシン群来がきて、街場の市場にニシンが並ぶと小樽の街では、ニシン刺身、ニシン握り寿司が飲食店・寿司屋のメニューに並びます。
 蕎麦屋も負けていられません。
 小樽の蕎麦屋では、「ニシン群来蕎麦」が季節メニューになるのです。

小樽蕎麦屋籔半・ニシン群来蕎麦



2017年さあいよいよ仕事モード

辛味おろしせいろ

 世間はいよいよ仕事始め。
  でも、おせちとお正月のお酒で緩んだ身体と疲れた胃には、優しいものを取りたいですよね。  
 そういうときは、  
   「辛味おろしせいろ」
をお奨めします。  
  弊店の辛味大根は宮城県石巻に近い渡辺採種場が品種改良を重ね登録した「松島交配」ブランド、その名も「からいね大根紫」。  それを北海道後志(しりべし)は留寿都村の農家が栽培し納めてくれます。
 見た目は紫色で一瞬びっくり。  
  でも卸すと目に優しい淡い薄紫色の辛味大根おろしです。
 この紫色の皮の部分に大根の辛味・アリルイソチオシアネート(芥子油)と呼ばれる成分が大量に含まれ、おろすことで酸素に触れ精製され、これには抗癌作用や抗菌作用があるとされています。  消化を助けるジアスターゼには、胃酸過多、胃もたれや、胸やけを解消する成分が一杯。
 
  本州から仕入れられた「辛味大根」は北海道まで搬送されるため辛味がどうしても抜けてしまいますが、弊店のエリアの留寿都村で採れた「からいね大根紫」は産直ですので辛味は抜けません。  やっと威張ってお客様に提供できる「道産辛味大根」が安定して入荷する時代になって蕎麦屋親爺も安堵。

 お正月で緩んだ身体と神経をしゃきっとさせてくれる辛味おろし大根にこれまた消化のいいお蕎麦で、仕事始めをスタートさせていただければ、と。

からいね大根

2017年、1月4日仕事始めです。

玄関・なんてん

 南天の目に鮮やかな赤い実を玄関に。
 ナンテンの名が「難転(難を転ずる)」に通じることから、昔から災難除けや縁起の良い木とされています。お正月にはナンテンの実とフクジュソウの花のセットで「難を転じて福となす」という縁起物の飾り付けも。でも北海道 でフクジュソウはこの時期は無理(^^)




神棚の前にm餅花

  神棚や囲炉裏席のある蔵戸前には、繭玉のルーツの「餅花」がかざられました。
 そして、蔵座敷の入口には山形県は置賜・白鷹町の友人から毎年末送っていただく今の時期に小さな花を咲かせる「敬翁桜」が淡いピンクの花をもうつけています。そして・・・

山形県置賜・敬翁桜

 これら、餅花や敬翁桜が蔵戸前に勢ぞろいしてお客様の来店をお待ちしております。
 いかがでしょう。
 こんな可憐な小桜と餅花に囲まれた蕎麦屋籔半の蔵と前空間で小粋に蕎麦屋酒と締めの蕎麦は?

蔵戸前

 お店の飾り付けが済んだところで、蕎麦屋親爺もお客様からプレゼントでいただいた「一富士二鷹三茄子」の手ぬぐいを鉢巻にして。(^^)

新年三が日は、休ませて頂きます

注連縄2018

 1月4日午前11時から通常営業でございます。

年内は三十一日21時まで営業、新年は三が日休ませて頂きます

注連縄2018

 12月30日営業は、午後8時30分ラストオーダー。
 12月31日営業は、午後9時ラストオーダーでございます。

12/8、待ちに待った「酒肴・たちかま」酒肴メニューに登場です。

女将手作りニシン漬け樽開けです。

 ●酒肴 日本海からの贈り物「たちかま」:¥550円+税

 冬の荒波の日本海から頂く贈り物。
 その日水揚げされたスケトウタラの鮮度のいい白子に粗塩をまぶし、すり鉢ですり、茶巾で茹でて造る、漁師の自家消費の食べ物が、海の香り一杯の馥郁たる蒲鉾・「たちかま」です。
  今では、港町・岩内の老婦人が一人守り続けて来た、漁師の昔ながらの知恵で創られた小樽・後志の豊穣の海からのプレゼントでございます。
 鍋の具にして煮ても良しですが、弊店ではスライスしてわさび醤油でお召し上がりいただきます。
 但し、スケトウタラ漁の漁船が時化(しけ)で出港できないと、勿論 この「タチの蒲鉾」=タチカマも製造できません
 弊店も納品がなければ、メニュウとしてお出しする事はできませんのでその際はお許し下さい。

たちかまメニュー02

12/8、待ちに待った「酒肴・たちかま」酒肴メニューに登場です。

女将手作りニシン漬け樽開けです。

 ●酒肴 日本海からの贈り物「たちかま」:¥550円+税

 冬の荒波の日本海から頂く贈り物。
 その日水揚げされたスケトウタラの鮮度のいい白子に粗塩をまぶし、すり鉢ですり、茶巾で茹でて造る、漁師の自家消費の食べ物が、海の香り一杯の馥郁たる蒲鉾・「たちかま」です。
  今では、港町・岩内の老婦人が一人守り続けて来た、漁師の昔ながらの知恵で創られた小樽・後志の豊穣の海からのプレゼントでございます。
 鍋の具にして煮ても良しですが、弊店ではスライスしてわさび醤油でお召し上がりいただきます。
 但し、スケトウタラ漁の漁船が時化(しけ)で出港できないと、勿論 この「タチの蒲鉾」=タチカマも製造できません
 弊店も納品がなければ、メニュウとしてお出しする事はできませんのでその際はお許し下さい。

たちかまメニュー02

12/2、いよいよ籔半女将の手作り”ニシン漬け”樽開けです。

女将手作りニシン漬け樽開けです。


 荒波の日本海から頂く贈り物・ニシンと、北の豊饒な大地から頂く贈り物《蘭越産大根》と《札幌大球キャベツ》、それに麹(こうじ)・粗塩・鷹の爪、だけ。 何も足さない、何も引かない・・・。
  11月初め、大女将直伝で、このときだけは板場スタッフも女将の采配に従い漬け物作業、あとは北海道小樽のシバレル《冬の季節》と《麹》と《粗塩》、とどめに《刻》という調理師にゆだねてひたすら浸かるのを待ってきました。
  その女将が、
  「この三年で最高の干大根です、今年のニシン漬けは最高。」
と・・・・。
  シンプル故に、嵌れば泥濘の《にしん漬》でございます。
  毎年、大好評で大晦日前には終了してございます。
  どうぞ、お早めにお越し下さり、熱燗・ぬる燗のお酒の肴でお楽しみくださいませ。

第40回記念!蕎麦と銘酒会は新年2017年1月23日開催です。

第40回記念蕎麦と銘酒会

11月5日から小樽「しゃこ料理フェア」に協賛し、酒肴「しゃこヌタ」、「焼きしゃこ」をメニューに。

2016しゃこ祭り協賛・しゃこヌタ・焼きしゃこ

 11/12-13の「第9回小樽産しゃこ祭り」と11/5からの「しゃこ料理フェア」に協賛し、小樽・蕎麦屋・籔半は、酒肴メニューに、
 ・しゃこヌタ
 ・焼きしゃこ
をラインアップします。

2016第9回しゃこ祭り
 
2016_しゃこ料理フェア

20161105_北海道新聞紹介記事

11月28日(月曜日)の、本年最後の「蕎麦と銘酒会」m、第三九回の開催案内です。

2018/11/22第三九回そばと蕎麦と銘酒会ポスター

 本年最後の「蕎麦と銘酒会」の第三九回、11月28日開催の案内でございます。
 定員まで残りわずかとなりました。
 お早めにご予約お申し込みください。
 電話:0164-33-1212

11月22日(火曜日)の第三二回目の平成二八年度・竜乃家明朝・小樽蕎麦屋籔半による「蕎麦と落語の会」のご案内です。

2018/11/22第三二回蕎麦と落語の会プスター

 詳細は、こちらからどうぞ。

九月二六日の第三七回蕎麦と銘酒会はお陰様で満員御礼札止めでございます、第三八回は10月24日(月)の開催です。

メニュー・紫辛味おろし

 お陰様で、来たる九月二六日の、
  第三七回蕎麦と銘酒会
は、定員を超えるお客様のお申し込みを頂きまして、満員御礼・札止めとさせていただきます。
  大変申し訳ありませんが、参加希望の方は次々回、
  10月24日(月)の第三八回蕎麦と銘酒会
にお申し込み頂けると幸いです。

  20161024第38回蕎麦と銘酒会
 

2016/09/16 中秋の名月。

2016中秋名月

 中秋の名月、満月は明日。
 毎年、お得意様が弊店の石蔵の蔵戸前にと届けて頂く。
  石蔵の蔵戸の違い鷹の葉の紋を満月にたとえて・・・ ありがたい。
  今年はツルヤの豆大福と草餅と大福まで一緒に。
  客商売冥利に尽きる想い。

 満月に秋の収穫をお供えする。
 が、 三日前、全道の飲食店組合・北麺飲生活衛生同業組合の全道青年部大会でお邪魔した道東・中標津。
  折角の秋の収穫を祝う時季なのに、何百ヘクタールのソバ畑が全滅、タマネギ、ビート大根、牧畜用デントコーンも・・・・ 。
  農業生産者、ソバ栽培農家の悔しさ・切なさに思いをはせる。

2016/09/26 第三七回蕎麦と銘酒会開催です。

メニュー・紫辛味おろし

 私もだが、オトナたちはくたびれている。
 手のひらにわからないサプリメントを山盛りし、医者に通い、宴会に通い、家族を思いやり、職務を気遣う。
 自分のことなどポケットの隅の毛玉くずのように置き去って・・・。
 頑張ってきた。
 本当によく頑張ってきた。
 だからボチボチ上手にさぼっていい。
 リラクゼーションだの、ヒーリングだなんてなんなんだ。
 ケーキやデザートみたいな処方は、ニッポンのオトナ(オジサン、オバサン)には効き目薄。
 そもそも「ストレスがねぇ」なんて自己診断するワカモノ諸君がやればいい。
 オトナに必要なのは、そう「憩い」。
 憩うとは「ひとり」を楽しむ時間のこと。
 他人任せの温泉ツアーや、有名シェフの晩餐会でもない。
 予約やチケットなしに、すっと身近に、日常の中で、自分自身を和ませなくては「憩い」にならない。

 「憩」という字は、心の上に自らの舌が乗っている。
 心と自らの舌。
 これは味わうことによって心身がいやされるということ。 
 飲食のみならず、景色、出会いも味わいのひとつ。
 それを、ひとりで、する。
 ひとりで選んで、ひとりで行って、ひとり、味わう。
 オトナだからわけないこと・・・のはずだが、みな、していない、できないでいる。


  夏のトップシーズン八月はお休み頂いた、蕎麦屋籔半と酒商たかのコラボの「そばと銘酒会」の第37回を九月二六日(月)に開催致します。
 
 小樽・酒商たかのが用意する約20数種類の日本酒と蕎麦屋籔半が用意する六種類の蕎麦屋酒肴と〆の「変わり蕎麦」でお楽しみ頂く、オトナの「憩い」の二時間でございます。


 前回第36回終了後皆様即ご予約を頂きまして、残席わずかですので、お早めにお申し込み頂けると幸いです。

2016/08/27 いよいよ「新秋(しんあき)・新ソバ」の季節がもうすぐ。

2016ファームトピアそば花01

  広大な北海道の羊蹄山麓の蘭越町のソバ畑で、真っ白なソバの花が開花して・・・・

2016ファームトピアそば花02

 中にはこんな赤いソバの花を咲かせる変わり者もいたりして・・・・

2016ファームトピアそば花03

 一本の茎に沢山の白い蕾がつき花を咲かせ・・・・

2016ファームトピアそば花04

 隣もそのお隣も競うように・・・・

2016ファームトピアそば花05

 みんな一緒に大きく逞しく・・・

2016ファームトピアそば花06

 花の下に褐色の三つの稜のある実が結実して・・・

2016ファームトピアそば花07

 遠くで淡いソバの実が・・・
 もう少しで「新秋」と呼ばれる新蕎麦の季節がまいります。

2016/08/21 旬の「新・辛味大根」が入荷、辛みオロシせいろで残暑を吹き飛ばしてください。

メニュー・紫辛味おろし

  綺麗なパープル色の大根オロシと埼玉は深谷の柔らかい長葱薬味。
 

辛味おろしせいろ

 新・紫辛味大根も収穫され、いよいよしりべし(後志)の農家から届きました。

紫辛味大根

 弊店に北海道・しりべし(後志)は、蘭越(ランコシ)のアグリ法人・ファームトピアさんも「ソバ栽培だけじゃないです」とばかり、新・紫辛味大根を送ってきてくれました。

 一昔前は、わが街の市場に入る辛味大根はすべて本州産地から。 
 産地から北海道の市場まで来る間に時間を取り、納品されてもすぐ辛みが抜けてしまって(^^)
 それで、探しに探して、ついにしりべし(後志)は農家さんを見つけるまで、苦労しましたが、やっと北海道の農家さんが辛味大根を作ってくれるようになって、うれしい限り。

 この紫色は皮の部分。
 輪切りにすると中身は白。
 おろし金でおろすとご覧のようなパステルカラーのパープル大根オロシに。
 しかし、色にだまされて一度に蕎麦つゆに全部入れてしまったもんなら・・・、知りません(^^)。
 スーパーの野菜コーナーに並ぶ「青首大根」の根性のない辛さに飽き足らないお客様に、北海道・蘭越町の農家がが手掛ける「紫辛み大根」で《辛みおろしせいろ》はいかがでしょうか?
 体調が、イマイチ優れないとき、夏、食欲がすすまないとき、頭のてっぺんから汗が噴き出る辛さの《辛みおろしせいろ》は、お奨めです。

 脳天を突く辛さが、夏の暑さにだらけていた身体をしゃんとさせてくれます。 
 そうそう、酔い醒ましの締めの蕎麦にも最適です(^^)
 
 さあ、夏の暑気払いに「紫辛味おろしせいろ」をいかがでしょうか?

今日の蕎麦屋籔半の一コマ:02 塩雲丹

積丹半島神恵内村の塩雲丹

photo by yoshie kobayashi

 お盆が過ぎた。
 炒りつけるようだった盛夏の日差しから、蒸し器に閉じ込められたような残暑の季節がやってくる。
 アラウンド古希には、ボディブローで身に応える残暑である。
 盛夏と残暑、調理道具で云うなら中華鍋と蒸籠の違い、料理で云うならさじづめチャーハンとちまきのようで、どうせなら強火の炎でパラリと煽ってほしい、と思わせる残暑がやってくる。
 それは、まるで別れた相手にとある会合で偶然出くわし、よそよそしい挨拶のあと当人同士しかわからない符牒を云われたような、おもたい、こってり、ねばっこい、がんじがらめになったようでもある。

 新盆を迎えたばかり、爽やかな秋風はまだまだ遠い。
 この時季、ここ一番辛抱すれば、豊作大漁の実りの時がやってくる。
 青春、朱夏、白秋、玄冬というが、秋は白い。  
 白い新米から新酒が生まれ、その先駆けで遠くで淡く蒼い新蕎麦が生まれてき、蒸し器の蓋が開く。

 それまでは、枯れた酒に積丹半島の漁村で作られた「塩雲丹」を友にしたい。  
  今年獲れた雲丹から漁師それぞれが培った「塩雲丹」がつくられ、積丹半島は神恵内村から届けられた。

 瓶入ではなく、板状になった「塩雲丹」。
 ねっとりと琥珀色に輝く練り雲丹を、ちょっぴり、もうすぐ出回る葡萄の柄の小皿にとり、爪楊枝を添える。
 マッチ棒の先ほどを掬い、腰の強い「ひこ孫」などをぬる燗で一口。
 ちいさい蒼い炎がつうっと喉から胸をとおり、同時に目頭から黄金の吐息がふっと漏れる。
 夏の喧噪は消えないが、ただ日々月々年々、徐々に自分が変容するのをおぼえる。
 ちょっぴりまた嘗め、ちょっぴり呑む。
 舌にいつまでも濃厚にまとわりつく「塩雲丹」は、荒磯の香りを充溢させる。
  そこへ芳醇な膨らみのある酒が融和すると、己れの身体の輪郭さえ空間に溶け込み、散華する恍惚感に包まれる。

 お盆が過ぎたばかりとはいえ、生身は欲深い。
 こんなことで酔い、眠り、あしたの朝を迎え、それが当たり前と思っている。  
  せめて、日本海の「塩雲丹」で一杯。
 大海の波を揺りかごに水平線からの日の出と日の入りを想起し、地に足をつけ、秋を迎えたい。

JAL旅プラスNAVIで、はんつ遠藤氏に、弊店紹介をして頂きました。

JAL2016_8月弊店紹介

 ○JAL - おいしいニッポン!ご当地グルメの旅(JAL旅プラスなび)

 ○JAL×はんつ遠藤コラボ企画【札幌小樽編3】3日め・蕎麦(藪半)

小樽の夜の観光のプロモーションビデオ募集にむけた小樽観光協会制作のサンプルムービーです。

夏休みの小樽・蕎麦屋・籔半の一コマ

ニシン切り込み

 久しぶりに夏休みを前倒しされて来樽された義理の息子さんを自慢げに同伴し、永年のお得意さんが来店され、テーブル席の隅に。

  ぬる燗に肴は「切り込み」。
  コハダくらいの背中が黄白色にかがやく美しい魚。
  焼き魚がなんといっても旨いが、「切り込み」となると、北海道小樽をはじめ冬の日本海の町村の自家消費の越冬食材。
  今の時代になってこの時季でも、早春のことほぎんの味わいを季節を過ぎても味わえる。
  ただニシンをぶつ切りで下処理し、今の時代は数の子も和え、あとは飯米麹粗塩だけで、時という調理人に任せつけ込むだけ。
  本州から来た義理の息子氏には、ところが、なれずし的理解。
  ねっとりした自然の甘さ、ニシンの身は締まり、雪に埋もれた寒梅のごとく。
  「うんめぇ、たべてみろ、なつかしい、珍味だ。」
  「すみません、なれずしはちょっと。。。」
  「たぁぁ、もったいねぇな、この旨さを」
  「おやじさん、雪はどうです・・・。」
  「ま、むかしほどじゃねぇ。」
  「雪おろしに人雇い、カネ払って、腰悪いのに、ええ、いつまでそうしている気すかぁ。」
  「ははは、・・・死ぬまでだな。」
  「もう、こっち来て下さい、○子と話してるんです、じきに家たてますから。」
  「あのなぁ、・・・雪もな、あったけぇもんだよ。」

  旨そうに、にしん切り込みを肴に燗酒をなめるお得意さんの背中。
  いつにまして大きくみえる。
  夏休み・お盆にみかける、籔半お客様席の一コマです。

常温ひや酒とニシン切り込み

photo by Yoshie kobayashi

盛夏の候、お体ご自愛ください。

小樽うしお風鈴

photo by tadashi ogawara

 昼間のうだる熱気の記憶が、アスファルトから立ち上る夕暮れに、表戸を外した、いつもの席へたどり着き、コップのひやをなみなみと一杯。
 銘柄がどうのこうというより、この一瞬が天の美禄。
 口からお迎え、減ったところに、受け皿に溢れた酒を継ぎ足し、またお迎え。
 一息ついて、つまみの思案。
 あとはゆっくり空が茄子紺色のケープを引いて、星を迎える準備をする。

 コップのひやはほんとうにやさしい。
 最初から最後まで、同じ顔で付き合ってくれる。
 手酌の手間もなし、気が置けない相棒。
 コップの燗は早く冷めるし、冷酒はじきに汗だくで美貌も形無しだ。

 なぜこんなに「ひや」にこだわるのかといえば、夏ばての身体には、体温より少し低い室温の酒が、なによりうまく感じられるからだ。
 点滴や電解質のように、すうっと染みこみ、半身浴のようにじんわりほぐれていく。
 八月の盛夏こそ、ひやの優しさを求めたい。

常温ひやコップ酒

photo by Yoshie kobayashi

8月の営業のご案内です。

第33回蕎麦と銘酒会

 8月の営業は、カレンダー通り毎週火曜日を定休日とさせていただきます。

 尚、「蕎麦と銘酒会」は8月はお休みとさせていただき、
  第三七回は、九月二六日(月)
とさせて頂きますのでご了解ください。
  第三七回蕎麦と銘酒会のお申し込みは、八月中もお受け致しております。

  蕎麦と銘酒会第37回

6月20日、第35回蕎麦と銘酒会です。

第33回蕎麦と銘酒会

 まだお席に余裕がございます。
 お問い合わせは、0134-33-1212:蕎麦屋籔半まで。

5月の営業案内です。

第33回蕎麦と銘酒会

【5月の営業案内】
 5月の弊店営業日は、GWがあるため、 第1週の5月3日(火)の定休日は、前日
   「5月2日(月)に振替させていただきます」
ので、ご了承ください。
 春らしいさわやかな小樽を楽しんで頂きたいのですが、急に寒さが戻って来たり、雨が降ったりと不安定な天候が今年の春の小樽は続いていおりますので、雨具のご用意、長袖衣服をご用意された方が宜しいかと存じます。

5月16日(月)、第34回「蕎麦と銘酒会」を開催致します

第33回蕎麦と銘酒会

 願わくば花の下にて春死なん
 その如月の望月の頃
   西行

 花咲く季節の小樽・蕎麦屋・籔半の「蕎麦と銘酒会」。
 第34回 蕎麦と銘酒会 五月一六日開催
でございます。

4月18日(月)の第33回「蕎麦と銘酒会」を開催致します

第33回蕎麦と銘酒会

 春・四月。
 人々にとって別れと出会いの「節目月(ふしめづき)」です。

 が、今の時代、別れも出会いも唐突で、
 目安になる季節すらなくなった。
 急に仕事を替わったり、
 やめさせられたり、
 合う度に違ったスタッフを伴っていたり、めまぐるしい。
 心を調えたり準備したりするゆとりさえない。

 だから、せめて、春に合う約束をし、
 古い友とは昔話でなく、これからのことを
 新しい友とは抱負ではなく、これまでのことを
 杯を交わしながら、たっぷり話したい。

 花咲く季節の小樽・蕎麦屋・籔半の「蕎麦と銘酒会」で。

 第33回 蕎麦と銘酒会 四月一八日開催
でございます。

4月1日から、籔半の「日本酒ラインアップ」が変わりました。

硝子徳利

 残念ことに、わが街・小樽から昨年末で二つの蔵元が姿を消すことになってしまうことは、前記事でお知らせしました。

 それに伴い、弊店の日本酒ラインアップもこの間見直しをはかってまいりました。
  失礼な表現でしたが、
 「これまであまり評価の高くなかった蔵元の酒を試し、
   こんな凄い酒を造っていたのかと驚かされました。」
と記載しましたが、その日本酒が早速、弊店の日本酒ラインアップに登場しました。
 まず、

二世古酒造北力原酒
この二世古酒造(倶知安町)の、
  生酛純米・原酒・北力(左)
と、

二世古酒造北力生酛純米
  生酛純米酒・北力(右)
を、新たに加えました。
 試飲される皆さんがこれが二世古酒造の酒かと唸ります。
 二種類のいずれとも、北海道伊達の有機無農薬米栽培農家で収穫された酒造最適米「吟風」を使用。
  生酛純米原酒・北力は弊店が押さえるのが遅く、わずかな量しか今年は提供できませんが、今秋からの製造が今から待ち遠しいです。
  生酛純米酒・北力も、腰の強い日本酒です。
 いずれも、 大きな味のふくらみがあり、独特の印象を醸し出す日本酒です。

 そして、これまでの「北の誉・生酒」から、

小林酒造生貯蔵酒 北海道栗山町は小林酒造の「北の錦・厳寒本仕込生貯蔵酒」に交代します。
 雑味のないすっきりした味わい、です。

 そして、これまでの「蕎麦屋親爺の隠し酒」と「板長の隠し酒」もその「正体」を公開し、正規日本酒ラインアップとさせていただきます。
 ●「蕎麦屋親爺の隠し酒」は、
超辛口純米酒・花垣    超辛純米「花垣」 福井・南部酒造場
でした。 弊店店主のルーツ・福井・大野の名酒、日本酒度+ 12の純米酒。
 すっきり切れ上がった味わいは「合焼き」など併せて呑むと、スパッと流してくれます。 
 ●「板長の隠し酒」は、
無濾過純米酒・天穏    無濾過純米「天穏」 島根・板倉酒造
でした。 口当たりは限りなくどこまでも透明感があり、「切れ味」という味があるならまさしくこのお酒と板長は申しております。
 この二つのお酒が、「隠し酒」から正規の弊店日本酒ラインにアップされました。
 これまで同様ご愛顧ください。


 更に、「蕎麦屋親爺の隠し酒」と「板長の隠し酒」の各二代目のをあたらにラインアップに登場させます。

 ●蕎麦屋親爺の隠し酒「二代目」は、 北海道産酒造好適米「彗星」を使用した超辛口酒。大辛口+16度の地酒です。味わいはキリッと爽やかでスッキリした口あたりなのですが、辛口でありながらお米の味も感じられる、とても飲みやすい食中酒です。
 更に、
  ● 板長の隠し酒「二代目」は、育てにくく収穫量が少ない為、全量契約栽培のみの酒造好適米「亀の尾」で醸され大吟醸クラスのお酒で仕込まれてきましたが、蔵元が多くの人に味わっていただきたいとの思いで純米吟醸酒に。味わいもほのかな吟醸香、爽やかな酸とキレのある辛口です。
 銘柄を当てながらお楽しみ下さい。

 以上が新たに加わった小樽蕎麦屋籔半の新日本ラインアップです。
 弊店日本酒ラインアップから残念ながら消えた日本酒は、
  ●北の誉酒造・辛口本醸造
  ●北の誉酒造・生酒
  ●北の誉酒造・辛生酒
  ●北の誉酒造・純米原酒
の四種類でござます。

小樽・蕎麦屋・籔半の日本酒ラインアップが変わります。

雪あかりの路朝里川温泉会場

 残念ことに、わが街・小樽から昨年末で二つの蔵元が姿を消すことになりました。
 「北の誉」と「山二渡辺」
です。
 かつては、7つの蔵元があった小樽としては、何とも寂しい限りです。
 昨年末、押さえた同社の在庫も残りわずかになりました。
 それに伴い、弊店の日本酒ラインアップも見直しをはかります。
  これまであまり評価の高くなかった蔵元の酒を試し、こんな凄い酒を造っていたのかと驚かされました。それを早速、弊店の日本酒ラインアップに加えることを即決しました。
 道内の蔵元も試飲、そこからも加えることに。
 消える蔵元もありますが、頑張る蔵元もあるのを改めて知らされました。
 そして、これまでの「蕎麦屋親爺の隠し酒」・「板長の隠し酒」を正式ラインに格上げし、二種類の隠し酒の「二代目」を新規に登場させます。
 今、若女将が新バージョンの酒&酒肴お品書きを制作中。
 もうすぐ切り替わりますのでお楽しみに。

2月14日(日)、10日間の雪あかりの路が無事終了しました。来樽、来場された皆様ありがとうございました。

雪あかりの路朝里川温泉会場

 事前準備から頑張って頂いた雪あかりの路スタッフのみなさん、
 延べ約三〇〇〇人のボランティアスタッフの皆さん、
 市内各所の雪あかりの路会場で頑張って頂いた市民の皆さん、
 雪あかりの路にご協力して頂いた協賛商社の皆さん、
 
  ありがとうございました。

 ・・・
 いろんな人たちの事を思った。
 私の知つて来た数かづの姿 
 記憶の表にふれたすべての心を 
 ひとつひとつ祝福したい微笑みで思ひ浮べ
 人ほど良いものは無いのだと思ひ 
 やっぱり此の世は良い所だと思つて
 ・・・ふんわりと雪の積つた山かげから 
 冬空がきれいに晴れ渡つてゐる。
 ま白い雪の山越えて 春の来るのはまだ遠い。
   (伊藤整・詩集・雪あかりの路から) 

2月22日(月)の第31回「蕎麦と銘酒会」は満員札止めです。3月9日(水)の第32回「蕎麦と銘酒会」をお申し込みください。

2/22第31回蕎麦と銘酒会

↑ 雪あかりの路が終わった、2月22日(月)開催の第31回「蕎麦と銘酒会」は、お陰様で定員に達しました。
 誠に申し訳ございませんが、前回第30回に続きキャンセル待ちの「満員御礼札止め」でございます。

↓ そして、3月の第32回の「蕎麦と銘酒会」は、3月9日(水)の開催となります。
 八海山蔵元さんが来樽され、「蕎麦と銘酒会」に参加されます。
 さて、どんな八海山を持ってきてくれますか。
 楽しみです。
 お申し込みはお早めに。

籔半雪あかりの路2

小樽雪あかりの路の仲日です。

籔半雪あかりの路1

2/5から始まった小樽雪あかりの路も今日で仲日です。
沢山のお客様に小樽を訪れて頂いてます。
弊店に御来店のお客様には、上下のスノーキャンドルでお迎えしてございます。

 ・・・ほの暗い店内では、大人たちがてんでに手酌でつかのまのバカンスを紡いでいた。
 薄暮になって、酒で身体も温まり、雪あかりの路・旧国鉄手宮線会場にむかう。
 薄暮の蒼、雪もスノーキャンドルも蒼く染めている。
 秋に採取した木の葉や木の実をパラフィンで貼り付け定着させてつくるワックスボールが、語りかけてくる。

 最近ほっと安らいだのはいつだったろうか、
 会社と家庭以外で自分の時間を実感したのはいつだったろう、
 頑張らない、背伸びしない、等身大の自分に還れたのはいつだったろう、
 今日できることは明日でも出来る、
 どうせ「死ぬまで生きる」わけだから、
 仕事をどんなに先送りしたところで、自分の人生の時間がへるわけでもあるまい。
 だって私たちは、もう十分に大人なんだから。

 その言葉に頷きながら、スノーキャンドルロードを楽しむ小樽・雪あかりの路です。

籔半雪あかりの路2

明日から最も小樽らしい冬のイベント・「小樽雪あかりの路」が始まります、2/14まで。

 2016小樽雪あかりの路が2/5から2/14まで始まります。
 小樽市内の街角に、広場に、露地に15万本のスノーキャンドルが灯ります。
  約3000人のボランティアの皆さんで18年続けられ、小樽の、いえ北海道の冬の風物詩となりました。
  本当の小樽の街を楽しむには、冬こそ、雪あかりの路にこそ来られてはいかが?
 雪あかりの路を楽しんで冷えた身体には、蕎麦屋で一杯を是非。

春告魚、ニシンの「群来(くき)」の来訪に願かけて、季節メニュー「ニシン群来蕎麦」を1/21から開始いたします。

ニシン群来01

ニシン群来02

ニシン群来03

 そろそろ来ていいはずなのです。
 え、何がって?
 はい、春を告げる魚、春告魚、ニシンの「群来(きく)」の到来です。
  ニシンが産卵で岸辺の藻場に押し寄せ、まず雄が白子を放出し、それを見計らって雌が押し寄せ、卵を藻に産み付け、受精と着床を繰り広げます。
  群青の海面が、妖しく乳白色に染まります。
  海が時化ると海面が泡立ち、「群来」と見境が付かなくなるから、好天でないと人の目には入りません。

 八年前の2008(平成20)年2月20日、小樽周辺の海岸が乳白色に白濁する現象が起きました。
 それが、1954(昭和29)年を最後に消滅した「ニシンの産卵=群来」の五九年振りの再来でした。
  その小樽の前浜での「群来」の画像が上記の画像です。

 ある種の幻想的な光景でもあり、ニシンDNAがある小樽人を元気にしてくれる現象でもあります。
  その「群来」を、蕎麦丼の器に再現した、  
   季節メニュー「ニシン群来蕎麦」
を本日、1月21日から開始します。
是非、一度ご賞味を。

群来蕎麦

Japanease Buckweat Noodles Restaurant Otaru YABUHAN Menu.

・ KUKI SOBA

  Kuki 群来 literally means “School of fish coming”,but in Otaru it indicates the scene of the Otaru coast colored in milky white with touch of blue, because of the Herring coming there to seaweed bed for fertilization.
  It is only seen in limited time of early Spring from January to March. Our Herring Kuki Soba is visualize this ocean with dried and stewed herring along with grated yam and seaweed.
  You can also enjoy the different texture of soba and Kazunoko herring roe.
  Enjoy this seasonal soba only available in Otaru.

お陰様で1/25の第30回蕎麦と銘酒会は満員御礼・札止めでございます。次回の2/22第31回にどうぞ!

ニシン漬け

 新年早々、嬉しい悲鳴をあげております。
 お陰様で1月25日開催予定の「蕎麦と銘酒会」は定員となりました。
 満員御礼札止めでございます。
 大変申し訳ございませんが、今回予約が間に合わなかったお客様におかれましては、
 次回、2月22日(月)第31回蕎麦と銘酒会
にご予約頂ければ幸いでございます。
  前回、第29回の蕎麦と銘酒会の様子は、
 こちら
からどうぞ。

 

新年明けましておめでとうございます。

餅花

 新年明けましておめでとうございます。
 本年も昨年同様のご愛顧を宜しくお願い申し上げます。  

生そば

年越しの団らんに弊店の鍋・うどんすきと生蕎麦はいかがでしょう。

2015うどんすき01

 年越しの家族団らんのお鍋に、小樽・蕎麦屋・籔半の  
   「うどん寿喜(すき)」
をご家庭で如何でしょう。
 ご用意頂くのはコンロとお鍋だけ。
  あとは、弊店の「うどん寿喜(すき)お持ち帰りセット」を煮て頂くだけです。  
  自家製のうどんと具一杯。鰹ダシベースツユのお鍋でございます。  白滝・焼き豆腐・蕗・蕨・筍・椎茸・白菜巻・牡蠣・パーナ貝・帆立貝柱・焼穴子・雲丹・南蛮海老・生麩の具沢山。  天然塩の塩水で打たれる弊店自家製うどんからにじみ出る塩味、蕎麦つゆの元の鰹ダシが醸し出す一大混沌の世界でございます。  
  ご覧の木箱で↑二人前でございます。  
  12月28日~31日の4日間限定 の、ご予約でのみ提供させて頂きます。  
 ●お値段:一人前2,200円(+税・つゆ・薬)  
 ●但し、お作りは、二人前以上 のみ。  
 ●「うどん」のみ、別オーダー承ります(一人前300円) ●一切の保存料をしようしてませんので、お賞味頂く日のみの販売とさせていただきます。

2015うどんすき02

小樽・蕎麦屋・籔半の、お持ち帰り用年越し生蕎麦。
●北海道産ソバ粉使用の「地物粉生そば」 一人前 ¥700+税  
●道産・北米産ブレンドソバ粉使用の「並粉生そば一人前 ¥550+税  そばつゆ付
の二種類で、ご提供させて頂きます。  
12月31日午後九時までの営業でございます。  
画像は四人前の折詰めです。

2015/10/10小学館ビッグコミック「そばもん」で、小樽「にしん群来蕎麦」が紹介されました。

第二七回蕎麦と銘酒会ポスター

   そばもんーニッポンそば行脚
    ー第167話そばクルーズ北海道ー後編1
が、小学館ビッグコミック・10月25日号に掲載されました。
 
  「にしん群来そば」を開発し、それを自分だけのものにせずに観光小樽の新たな商品力にし、暖簾をだす蕎麦屋にもメニュー化をと働きかけてきた「にしん」と「手打ちそば」に賭ける、小樽にしんプロジェクトの発案者・「小樽手打ちそば群来の会」代表の須藤雅司氏が、実に格好良く描かれています。
 そして、あの、その、  

  ●【蕎麦屋オヤジの独り言ブログ】小学館ビックコミック誌10/25号「そばもん」第167話・そばクルーズ北海道・後編1で、にしん群来そばをご紹介いただきました。   http://blog.livedoor.jp/sobaya_oyaji/archives/55389346.html

 ●【蕎麦屋オヤジの独り言ブログ】《にしん群来蕎麦》誕生秘話!   http://blog.livedoor.jp/sobaya_oyaji/archives/55389869.html

をお読み頂ければと。

新ソバ二種



2015/08/03 月刊誌「Discover Japan」9月号 特集「麺天国ニッポン!」に紹介頂きました。

5月営業日カレンダー

 8月3日発売の雑誌「Discover Japan」9月号、 特集「麺天国ニッポン!」に光栄にも紹介頂きました。
 光文社新書「極みにローカルグルメ旅」の著者・柏井壽氏のお声がけで、弊店全蕎麦メニューを撮影するという蕎麦屋親爺も初めての経験でした。
 掲載に感謝し、スタッフ一同一層研鑽努力してまいります。
 詳しくは、こちらをどうぞ

六月ムック・美味サライで弊店の「雲丹とじ」蕎麦が紹介されました。

美味サライ日本一の蕎麦

雲丹とじ蕎麦


ムック美味サライ掲載記事

小樽・蕎麦屋・籔半は今年で開業六〇年をむかえました。

昭和29年創業時の弊店

 昭和29年12月、先代・小川原昇が脱サラして国道5号線・旧国鉄小樽駅前で妻・豊子と、開業。  
 向かって右側の玄関が蕎麦屋、左側の玄関が居酒屋という店舗でした。

開業当時の旧国鉄小樽駅前

 旧国鉄小樽駅前の広場に面しておりました(白線)
 午前10時から夜は最終列車が着く午前1時くらいまでの長時間営業。 でも、ワンシフト。
 昭和30年代はそんな時代でした。

きております。

2013/08/02 八月葉月、穂張り月、春蒔いた穀物の実が漲る月です。


 さあ、八月、葉月、穂張り月です。
 弊店の花壇のソバも花の傍に緑の衣を纏ったソバの実がみずみずしく育ってます。

 しりべし(後志)のシンボル・羊蹄山の山麓の町や村のソバ畑では・・・

羊蹄山麓のソバ畑1

 羊蹄山山麓の蘭越町(ランコシ)ファームトピアさんのソバ畑
 クリックすると拡大画像になります。

 画像提供:ファームトピア:川妻 健一郎氏のFacebook

2013/07/29 弊店にそば粉を納品頂く、北海道はしりべし(後志)の蘭越町・ファームトピアさんのソバ畑の画像です。

2013年7月、蘭越ファームトピアさんのソバ畑_01


2013年7月、蘭越ファームトピアさんのソバ畑_02

 いい画像でしょう!

 今、しりべし(後志)のニセコから南、蘭越や黒松内に向かう国道五号線を走ると、真っ白な絨毯のようなソバ畑に魅入られますよ。
 新ソバの収穫までもう一ヶ月お待ち下さい。

 昨日の小樽潮祭り最終日の花火大会では、残念ながら雨が。
 
 でも、この夏、雨の少ないしりべし(後志)の農家の皆さんには、もう、恵みの雨だったと。
 蕎麦屋稼業としては、暑ければ暑いほどいいのですが農家さんの事を思うとそう喜んではいられません。

 まだまだ暫く天気に一喜一憂する日々が続きます。

画像は蘭越ファームトピア川妻 健一郎氏のFacebookから頂きました。

 続きはこちら・・・

●2013年7月24日、弊店の露地裏でソバの花が開花!!開花!!開花!!開花!!

サライ2013年8月号に紹介頂きました

 真夏の小樽です。
 暑いです。
 でも、今年も弊店の猫の額のような狭い路地裏に、ソバの可憐で清楚な花が!
   年々歳々 花同じうして 人同じからず・・・
を思い知らされる季節でも、あるのです。

 でも、まだ秋は早い。
 もう少し夏を味わいたい。
 そうは思いますが、収穫の秋に向け、健気にソバは実をつけてくれてます。 
 蕎麦通にはたまらない、
  「新秋(しんあき)
と呼ばれる、新ソバの季節がもうすぐです。

 おそらく、しりべし(後志)のソバ畑、いえ北海道のソバ畑は今、真っ白な絨毯模様でしょう。

2013/07/30  小学館発刊・雑誌「サライ」で、弊店紹介頂きました。

サライ2013/08

2012/04/20 ミシュラン2012北海道版に掲載されました。

ミシュラン

 ミシュラン2012北海道"が本屋さんの店頭にならび、手に取ることが出来るようになった。
 これでミシュラン騒動がやっと収まるか、と。
 弊店の女将と若女将のボルテージは、やっと現物が届いた昨日で下がってくれました。
 そして、若女将から「ミシュランって何?」という若いスタッフもいるのできちんと説明してあげてと注文があり、今朝朝礼でミシュランを説明し、板場とホールと両方のスタッフに、
 「掲載されたことは光栄だが、
  普段通りにしっかりした仕事を緊張感をもって」
と、一言打ち込んで。

 本音を言うとミシュランについては、あまり触れたくなかった・・・
 続きはこちらで

2012/03/02光文社新書・"極みのローカルグルメ旅"・柏井壽著に掲載

 

光文社新書・


○2015年(平成27年)の記事

 


presented by Japnease Buckwheat Noodles Restaurant 
" Otaru Sobaya YABUHAN " Co.ltd
since 1954 Otaru,Hokkaido,Japan.

勧進元

Created on Apple Macintosh series since 2004
Ver 1.0.0  9.04.2004
Ver 3.0.3  8.19.2010
Ver 3.1.0  7.24.2013
Copyright (C)2013 VillaKaku Works, All rights reserved.