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03.小樽蕎麦同業組合の設立

10. 小樽蕎麦商組合「青年会」の誕生

10-01 小樽蕎麦商組合青年会

 昭和33年小樽蕎麦商組合の再統一を果たし、
 北海道全調理師会、小樽麺友調理師会、
 北海道麺類飲食業環境衛生同業組合、
 小樽蕎麦商組合労働保険事務組合
と弱小零細な蕎麦業界をひとつの組織体として形成してきた戦前・戦中世代による小樽蕎麦商組合は、確かに第二次大戦をくぐり抜け戦後の荒廃した時代を生き抜き、その力の限りをかけて営々と蕎麦屋を築き上げ、オイルショックの荒波も乗り越え走りきってきたが、すでに組合役員自身の高齢化はさけられなくなってきていた。
 そうでなくても、
 コカコーラの日本上陸、
 カップヌードルの登場、
 すかいらーく等のファミリーレストラン、
 セブンイレブン等のコンビニの成長
等食文化の変化と価値観の多様化は、飲食の世界に最も先鋭的に現出し、この新しい「食」の時代に日本蕎麦をどのように発展させるのかは、新しい時代の担い手・後継者の育成にかかる愁眉の課題となってきていた。
 
 丁度、団塊の世代と呼ばれる二代目達が30代になってきており、これら青年層を次代の組合幹部として組織運営をさせ、その組織運営経験を各個店にフィードバックする青年組織を創設する事に着手する。
 昭和54年9月、
  北麺飲環同組合・札幌青年会創立10周年記念式典
が、札幌豊平館で盛大に開催され、
  ・石川屋・坂本修一氏、
  ・籔半・小川原格氏
が出席、交流を深める。
 この時、すでに昭和56年全麺環連の青年部組織、
  全麺青連全国大会の札幌開催
が決定されており、北麺飲組合としても全道に青年会組織を建設していく方針が総会で決定され、小樽支部に青年会支部の結成が呼びかけられることになる。

 こうして、小樽蕎麦商組合役員
   伊佐美屋・宮下勝也氏
の世話役のもと、昭和55年6月、
   石川屋・坂本修一氏
を中心に13名の2代目、蕎麦店従業員によって
  「小樽蕎麦商組合青年会
が誕生する。 
 青年会の誕生は、文字通り組合活動の世代交代を図り、組合活動の活性化に寄与することになっていく。
 ・会報「つるつる」の発行、
 ・昭和56年から今日まで続く身障者リネン施設「宏栄社」へのそば給食の実施、
 ・北全調技能コンクールへの青年会会長の出場(昭和57.58.59年3年連続3賞受賞)、
 ・調理技術研修会、
 ・会計簿記講座、
 ・ボーリング・麻雀大会
と、親組合・青年会一体となった技術・経営・福利厚生・社会奉仕等の組合運営の展開をしていくことになる。

 近年、平成5年度より青年部主催による、
 ・市内保育所に「手打ちうどん実演とうどん給食」
を行い、そば・うどんの普及に努めている。
 また、手打ち蕎麦ブームの影響で手打ち蕎麦実演や技術指導のイベントも積極的に行っている。

10-02 歴代の小樽蕎麦商組合・組合長

 ここで歴代の小樽蕎麦商組合組合長をみてみよう。

 初代 奥出 繁信 東 家 明治38年~ 小樽蕎麦同業組合
 2代 山本 常吉 ヤマ福 大正 5年~ 小樽蕎麦商組合
 3代 小田彦次郎 朝日屋 大正13年~ 小樽蕎麦商組合
 4代 坂口虎次郎 福井屋 昭和 5年~ 小樽蕎麦商組合
 5代 橋本初次郎 ヤマ福 昭和 7年~ 小樽蕎麦商組合
 6代 橋本 善次 ヤマ福 昭和15年~ 小樽蕎麦商組合
 7代 久保源次郎 浅草軒 昭和19年~ 小樽飲食麺業組合(昭和18年改称)
    午腸 申治 新富屋 昭和24年~ 小樽麺類商業組合
 8代 中井 栄作 石川屋 昭和24年~ 小樽飲食麺業組合
 9代 久保源次郎 浅草軒 昭和28年~ 小樽飲食麺業組合
10代 来島 豊次 日の出屋 昭和33年~ 小樽蕎麦商組合(統一組合)
11代 森田 哲央 一福  昭和38年~ 小樽蕎麦商組合
12代 小川原 昇 籔半  昭和44年~ 小樽蕎麦商組合
13代 加藤 三郎 更科  昭和56年~ 小樽蕎麦商組合
14代 小林 幸雄 両國  平成 5年~ 小樽蕎麦商組合
15代 宮下 勝也 伊佐美屋本店 平成9年~小樽蕎麦商組合
16代 坂本 修一 石川屋 平成15年~ 小樽蕎麦商組合

である。

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