2月3月の小樽近海では大群のニシンが産卵の為に浅瀬に押し寄せ、海が乳白色に濁る現象の『群来(くき)』を見ることができます。小樽はかつてはニシンで栄えた街。昭和29年にはこのニシンが小樽の海から遠ざかり、当時は【斜陽の小樽】と呼ばれるように。ニシンは幻の魚となりはてた50年。
平成21年以来、突如と『群来』が、大群のニシンが現れたのです。斜陽の小樽を生きた先代は声をあげて喜んでいたのを思い出しますね。
弊店では2月3月限定で【ニシン群来蕎麦】を提供しています。
暖かいお蕎麦の丼の中に、若布とトロロで群来を表現しました。
その上には一文字に堂々と鰊が存在感を主張します。小骨を感じないくらい長時間煮込み、ホロホロと口中で解れます。
鰊の上にはキラキラ輝く数の子をちりばめてみました。一見、蕎麦と絡まないんじゃないのと思われる方も多いと思いますが、この数の子が蕎麦に絡むミスマッチ的食感をお楽しみ下さい。
2月1日スタートです。
期間限定:二、三月のみ
並粉麺¥1,700 (¥1,545+税)
地物粉麺 ¥1,860 (¥1,690+税)
北海道では 『Oh!!さかなフェア2024』が開催されています。マイワシ、ブリに続き、今回はニシンです。北海道内のレストラン(和洋中・惣菜弁当)でこの機会にニシンを使った料理を提供しています。籔半もこちらの群来蕎麦で参加させていただきました。
ホームページはこちら→『Oh!!さかなフェア2024』
参加店はこちら→『Oh!!さかなフェア2024』参加店
是非ホームページをご覧になって、この時期の旬を愉しんで頂きたいです。
YouTubeにも群来蕎麦について宣伝してますので、お時間がありましたらご覧頂ければ嬉しく思います。
YouTubeはこちら→『Oh!!さかなフェア2024』YouTube