呑む前に、弊店は日本酒「ひや」のオーダーは、「常温」でお出しします。
人間の舌は体温に近い温度でもっとも旨味や甘みを強く感じるように出来ているのだそうです。
そして体温に近い温度だと、胃壁からアルコールが吸収されやすい。
そもそもアルコール分解酵素が少ない日本人は酔いが早いのですが、お燗をすると緩やかに吸収され、その分ゆるやかに酔いが回り、体への負担も小さくなるのだといいます。
そういう話を見聞きすると、日本酒・純米酒は本当に日本人の体質にあった、素晴らしい酒なのだ、としみじみ思わせられる。
光文社新書「極上の純米酒ガイド」に掲載された「日本酒の飲用温度を表す言葉」によると、
15度から20度の間が「ひや」=「常温」。
逆に燗酒は、「ぬる燗」でオーダーし、それが次第に冷めていく「その冷め加減」で酒の旨味がどう変わっていくかを楽しむ。
温度で楽しむ希有の酒、それが純米酒の世界、日本酒の世界なのです。
お燗の世界は、
「日向燗(ひなたかん)」・・・30℃
「人肌燗(ひとはだかん)」・・35℃
「ぬる燗(ぬるかん)」・・・・40℃
「上燗(じょうかん)」・・・・45℃
「熱燗(あつかん)」・・・・・50℃
「飛びきり燗(とびきりかん)」55℃
どうです、なんてネーミングでしょう。
もう「だら燗」なんて無粋な言い回しはやめて、あなたのお好みの燗あんばいを《この粋な言い回し》でオーダーくださいな。(だら燗の「だら」は出雲弁という説あり)
なお、お燗は湯燗では折角の名酒・純米酒には荒々しく、弊店はすべて「ちろり」で行います。
小樽・蕎麦屋・籔半・蕎麦屋の日本酒ラインアップ
酒なくてなんのおのれが桜かな
花咲いて呑み 散って呑み 鳥や虫が鳴いて呑む
気象や季節の移ろいを誉めて呑み 荒天を憂いて呑む
出会って呑み 門出に呑み 別れに呑む
笑って呑み 泣いて呑み 黙っても呑む
結局 四季天気冠婚葬祭喜怒哀楽
いかなる場面もきっかけとなり 時所構わず とりあえず呑む
呑めるうちが花 それでいい
年々歳々人同じからず
年々老いて年々賢し
過去よりも今 量より質が大切で
年の功を旨く呑む
富久長 直汲み 本生 しぼりたて 一合 ¥800+税
● | 原料米 | : | 八反錦100% |
● | 精米歩号 | : | 60% |
富久長で一番注目し、力を注いでいるのが『八反草』という品種。日本酒は、お酒の造られた地域の風土や文化を投影する「地酒」としての側面を強く持ち合わせています。 富久長は広島の「地酒」ですから、広島固有のお米で醸したい。広島酒米のルーツこそが現在では全く栽培されることのない幻となった「八反草」とはどんなお米だったのか。 幻の「八反草」の酒が飲みたいという思いから栽培はスタートし、毎年その個性を余すところなく引き出そうと試行錯誤を繰り返しています。この「八反草」を元に選抜、育種された「八反錦」を使用し直汲みした銘酒。
稲穂に積もる細雪のような優しい旨味。新酒ならではの瑞々しさと、五感を照らす美しい酸に、杜氏の繊細さが光ります。
杜氏の今田美穂氏は英BBC「今年の女性100人」日本人で唯一選出されています。
醸し人九平次 純米大吟醸 雄町 SAUVAGE
一合 ¥900+税
● | 原料米 | : | 赤磐雄町100%使用 |
● | 精米歩号 | : | 50% |
「山田錦」の親であり背丈が1.8Mと高く、台風や病虫害にも弱かったため、栽培が難しいとされていた「雄町米」。中でも最高品種とされている「赤磐雄町米」のみを使用し醸された銘酒。
甘く上品な柑橘系の香りの中に、自然のミネラルをたっぷりと含み引き締まった旨味と収斂味が大地のうねりの様に拡がります。
これ程までに雑味の無い豊醇なお酒に、SAUVAGE《野生味》と名付ける蔵元のプライドに感服します。
るみ子の酒 特別純米無濾過生 花火ラベル 完売御礼
● | 原料米 | : | 美山錦 ぎんざん 使用 |
● | 精米歩号 | : | 60% |
● | alc. | : | 14% |
● | 使用酵母 | : | 協会6号 |
伊賀忍者の里で有名な三重県伊賀市で、年間生産量が一升瓶に換算しておよそ2万本にもなる全量純米酒のみを造っている小さな蔵。近代設備はほとんど持たずに、一本一本昔ながらの手造りで醸しています。
漫画『夏子の酒』、ドラマにもなりました。主人公が幻の酒を使い純米酒を造っていくストーリーです。私も見ていましたが、倒れやすい酒米を必死に守ろうとする場面が強く心に残っています。この『夏子の酒』に感銘を受けた蔵元奥様の森喜るみ子氏が、作者の尾瀬あきら氏に手紙を出した事がきっかけで誕生した銘柄です。ひとくち含むと6号酵母ならではの穏やかな香りが咲き、サラッとした口当たりで儚げに流れてゆきます。
刈穂 夏純米吟醸 六舟 Summer Mist 完売御礼
● | 原料米 | : | 美山錦 ぎんざん 使用 |
● | 精米歩号 | : | 55% |
● | alc. | : | 16% |
日本酒度 | : | +4 | |
● | 酸度 | : | 1.6 |
美酒大国秋田県より全国でも稀な全量酒槽搾りを実施している蔵、刈穂酒造。
この六舟は蔵伝統の山廃仕込みにより、良質な県産酒米と奥羽山脈から流れるミネラル豊富な地下水で醸された美酒でございます。
【六舟】の名の由来となる六基の酒槽で無理な圧力をかけず、丁寧に搾られ手間をかけ、高い酒質を生み出しています。
小暑の候、奥州より届けられた朝の霧のようにキメの細かい、爽やかな暑中見舞いを弊店蕎麦前でご堪能ください。
花垣 九頭竜 純米無濾過生原酒 一合 ¥770(¥700+税)
● | 原料米 | : | 美山錦 ぎんざん 使用 |
● | 精米歩号 | : | 60% |
● | 酸度 | : | 1.6 |
● | 日本酒度 | : | +3 |
越前の小京都福井県大野市にて創業100年を越え、『手造りで目の届く量を丁寧に醸す』を信念とする老舗蔵【南部酒造場】の代表作【花垣】、この限定酒を手に入れました。弊店店主小川原家先祖は福井県から北海道小樽の地に至ったルーツがあり、取り分け格別な想いもございます。
一度は生産が途絶えましたが近年復刻した酒米【九頭竜】。
この九頭竜に名水と名高い御清水で醸されて、夕ごごろに似た優しく情感深い純米酒になりました。
残暑に冷酒で杯を酌み交わすもよし。
亡き人を思いながら上燗で浸るもよし。
弊店で好評をいただいている【花垣 超辛純米】との飲み比べもご堪能下さいませ。
富久長 ひやおろし純米 秋櫻 ¥825(¥750+税)
完売御礼
● | 原料米 | : | 美山錦 ぎんざん 使用 |
● | 精米歩号 | : | 60% |
● | Alc. | : | 15% |
● | 日本酒度 | : | +6 |
昨冬の《四季の酒》で好評を頂いた今田酒造本店『富久長』。リピーターの方も多くあっという間に完売御礼でした。この『富久長』からひやおろし純米を2021年秋酒1本目としてご用意致しました。
冬に絞られ、ひと夏じっくり寝かし、優美な香りとまろやかな旨味をお楽しみいただけます。
店庭に植えたコスモスは次から次へと彩り豊かな花を咲かせました。店内もコスモスの香りいっぱいです。
秋櫻を片手に秋日のゆっくり流れる時間をご堪能くださいませ。
こちらのお酒には、待ちに待った北海道蘭越産の新蕎麦を合わせてどうぞ。
三井の寿 Porcini(ポルチーニ) 秋純吟 ¥825(¥750+税)
完売御礼
● | 原料米 | : | 美山錦 ぎんざん 使用 |
● | 精米歩号 | : | 60% |
● | Alc. | : | 15% |
● | 日本酒度 | : | +3 |
● | 酸度 | : | 1.6 |
大正11年、美田の拡がる筑後平野において、三カ所に清冽な涌き水が出た三井郡に創業。
昭和57年、福岡市がフランスボルドーと姉妹都市の締結をしました。現蔵元井上宰継氏の父、茂康氏が視察団に同行し5大シャトーを見学した際に、ワイン造りのこだわりや徹底した管理に感銘を受け、福岡随一の純米酒造りに特化した蔵が生まれました。
イタリアの松茸と言われる「ポルチーニ」を思わせる香りの高さと、キレを抑えた柔らかな口当たりで、ぽってりとしたコクのあるまろやかな酸と少しの苦みが味を引き締めます。
燗にする事により醤油にも似た香ばしい風味が現れ、温度により変化する日本酒の特性を存分に愉しめる美酒です。
二世古 特別限定醸造酒 生酛純米吟醸
一合 ¥750+税
● | 原料米 | : | 北雫80% 彗星20% 使用 |
● | 精米歩号 | : | 60% |
道産生酛の主流となりつつある二世古酒造の雄「水口渉」杜氏。
「夏子の酒」のモデルとなった、一 度呑んだお酒の味は忘れないという唎酒能力を持つ室蘭酒本商店店主「酒本久也」氏。
日本酒の世界を牽引する匠が手を組み、数種の熟成酒をブレンドさせたオリジナル酒。
今冬しか味わえない燗美なるフュージョンを感じて下さい。
純米大吟醸 楯野川 源流冷卸(一合) ¥800+税
● | 原料米 | : | 美山錦(山形県産) |
● | 使用酵母 | : | 山形KA |
● | アルコール度数 | : | 16度 |
● | 精米歩号 | : | 50% |
● | 日本酒度 | : | +2 |
● | 酸度 | : | 1.3-1.5 |
● | アミノ酸度 | : | 1.1-1.2 |
吟醸王国山形で、初めて全量純米大吟醸でお酒を醸すことを成し遂げた蔵元として有名。もろみを搾ってできたお酒をアルコール度数が高いまま火入れ殺菌し瓶詰めしていることから、楯野川の根源となるお酒と捉え、「源流」と命名されました。
瓶詰め後に冷温下でひと夏を越しまろやかな旨味と奥行きのある味わいに加え、美山錦らしいキレのある酸味が、蕎麦屋の源流「新蕎麦」との出会いを渇望します。
純米きもと 龍勢 備前雄町(一合) ¥750+税
● | 原料米 | : | 雄町 |
● | アルコール度数 | : | 16度 |
● | 精米歩号 | : | 65% |
1863年創業。
良酒醸造に余念のない長男、藤井善文蔵元と、三男雅夫杜氏、出荷管理担当の次男達夫君、そして、善文蔵元の長男義大君も加わり、藤井一族の力を結集して酒造りをしています。 伝統の酒米「雄町」を100%使用し、酵母無添加の生もと造りで醸し上げ、大らかに熟成させたお酒です。
酸味、辛さ、引き締め感のある渋みや苦み。後口のキレと深い余韻。相反する様々な要素が同居し、「食の個性を引き立てる酒」として相乗効果でより美味しくなる食中酒です。
吾有事(わがうじ) 純米大吟醸 雲の上 うすにごり生
● | 原料米 | : | 山形県産出羽燦々100%使用 |
● | 精米歩号 | : | 50% |
後継者不足により、2009年から休蔵していた[佐藤仁左衛門酒造場]。
400年以上続いている蔵を残したい一心で、同県の楯野川酒造が再建し、更に発展し続ける奥羽自慢株式会社。20代の製造責任者に営業責任者が奏でる五感とセンスが溢れる日本酒です。
うすにごりでふわりと春の雲を感じる美酒を一口。活きた酵母の瑞々しさが舌上で踊る感激を生みます。
この美酒にどの酒肴を合わせようと[鳥わさ]を選んでみました。
たっぷり太った親鳥生肉の笹身(ささみ)
コレに薬味と本ワサビで。
合わせるとこんなにも芳醇な味わいになるのかと感じることでしょう。
吾有事は入荷数が僅かなため、無くなり次第終了となります。
菊姫 純米山廃仕込み
● | 原料米 | : | 兵庫県(特A地区)産 山田錦100% |
● | 精米歩号 | : | 70% |
菊姫は現代の名工、酒造りの神[農口尚彦]氏が初めて杜氏に就任し、手腕を発揮した北陸を代表する蔵です。
彼自身は全く酒を飲めませんが、酒造りに関わる全てに五感を研ぎ澄ませ醸す伯楽。
その技と想いは勇退後60年経った今でもなお継承され、更なる進化を続けています。
酒米もこだわり、妥協を排し、手本なき究極を求める菊姫を一口。
濃醇で飲み応えがあり、燗明けする、流行り廃りに左右されない男酒です。
コレには味の濃い[合焼]を選んでみました。
北海道滝川産の合鴨。
蕎麦屋の焼鳥は串には刺しません。
弊店自慢の蕎麦ツユベースのタレでどうぞ。
歯応えがあるのに柔らかく脂もジューシー。熱いうちに召し上がり、この菊姫で合鴨の味と一緒に楽しんでもらえたらと思います。
黒牛 純米酒 一合¥770(¥700+税) 完売御礼
● | 原料米 | : | 兵庫県(特A地区)産 山田錦100% |
● | 精米歩号 | : | 50-60% |
● | : | 15-16% |
慶応2年(1866年)創業の名手酒造。
和歌山市の南方約10㎞に位置する海南市「黒江」は、万葉集に「黒牛潟」として詠まれた風光明媚の地としてかつて奥まった入り江があり、蔵の付近には黒い牛の形をした岩が浜辺にあったと云います。
水へのこだわりと米への想いは、蔵の風土に合わせた酒づくりと蔵の個性が生かされます。小規模製造により蔵元直送のみでの流通の為、北海道ではあまり見かける事の出来ない銘酒です。
万葉の昔を偲べるようなまろやかな味わいと、感動に値する喉越しの戻り香をお楽しみ下さい。
こちらのお酒には、シャコぬたを選んでみました。
「ぬた」って何?と聞かれることもありますが、白味噌和え、酢味噌和えということですね。
小樽産秋シャコは、成熟前なので身に栄養が行き届き、身入りも厚く、味もよりコクがあります。
【黒牛】は当時20代の板長が先代社長に連れて行ってもらった店で出会い心を奪われた一本です。
この時季だけの「シャコぬた」を黒牛と共に丑年を締めていただければと思います。
悦凱陣 花巻亀の尾 山廃仕込純米酒無濾過生 一合¥1,100(¥1,000+税) 完売御礼
● | 原料米 | : | 兵庫県(特A地区)産 山田錦100% |
● | 精米歩号 | : | 70% |
● | 酸度 | : | 2.2 |
● | アミノ酸度 | : | 1.4 |
● | 使用酵母 | : | 熊本9号 |
● | 日本酒度 | : | +8 |
● | Alc. | : | 18度以上19度未満 |
金比羅宮の参道の趣のある町並みが続く一角に位置し、古くは幕末の志士、桂小五郎や高杉晋作が潜伏していた事もある由緒ある蔵。
無限に拡がる日本酒の可能性を追求し続ける【丸尾】社長。スタンダードな酒米のみにこだわらず、日本全国の信頼出来る米農家の品種を多種にわたり仕込んでおり、その中でも岩手県花巻市産の幻の酒米『亀の尾』で醸した良酒を精選。
無骨で芯がありながらスルリと流れる口当たりの良さが真骨頂。
年の瀬と新年を彩る至極の一杯をお楽しみ下さい。
ヤマサン正宗 純米吟醸 袋取り 一年熟成 生原酒 ¥1,045(¥950+税) 完売御礼
● | 原料米 | : | 佐香錦 100% 使用 |
● | 精米歩号 | : | 60% |
● | 日本酒度 | : | +ー0 |
● | Alc. | : | 18度 |
日本酒発祥の地、島根県。酒造りの神様を祀る佐香神社のおひざもとで明治10年(1877年)創業の蔵。
ヤマサン正宗の『サン』は近江商人の精神
売り手よし 買い手よし 世間よし
を謡った『三方よし』からきています。
島根県でのみ栽培される酒米『佐香錦』を神在月(神無月)に仕込み、袋吊りにより丁寧に搾られ、更に一年熟成しました。
新酒の良さに更に旨味が加わり、ひとくち目の一瞬で感動に至るでしょう。
冷酒から熱燗までそれぞれの温度で、上品なコクの奥に在る春の息吹のような瑞々しさが開花します。
早速入荷したあおやぎ貝の刺身《はしらワサビ》を合わせて是非お楽しみ下さい。
初孫 魔斬 生酛純米本辛口 ¥770(¥700+税) 完売御礼
● | 原料米 | : | 山形県産美山錦 使用 |
● | 精米歩号 | : | 60% |
● | 日本酒度 | : | +8 |
● | 酸度 | : | 1.5 |
山形県酒田市は、江戸時代には「西の堺、東の酒田」と謳われ、北前船で賑わった港町です。昭和のはじめ、当家に長男が誕生したのを機に、みんなに愛され喜ばれるような酒にしたいと願いを込めて、酒名を「初孫」としました。
明治26年 (1893年)から生酛造り一筋。醸し出されたお酒は、飲み飽きせず料理の味をひきたて、【魔斬】と命名されるほどの圧巻のキレ味が特徴です。
この【魔斬】とは酒田の漁師が使う切れ味鋭い小刀の事で、魔を斬る事から魔除けの縁起物とされています。
暖かい日には4ヶ月になった娘と二人で散歩をするのがとても心地のいい時間。昨日は桜のつぼみがほころぶのを見つけました。
桜咲く、清浄明瞭の喉に楽しんでいただきたい一本です。
いずみ橋 夏ヤゴ ブルー 純米原酒 ¥880(¥800+税)
● | 原料米 | : | 神奈川県産山田錦 |
● | 精米歩号 | : | 65% |
● | 日本酒度 | : | +10 |
自社田で米を作り、酒を醸す栽培醸造蔵として一貫した酒造りを行っている1857年(安政4年)創業の蔵。
蔵のシンボルである赤トンボ、その幼虫であるヤゴが健康にすくすく育つ田んぼで栽培した良質な酒米により醸された純米原酒。
口に含むとパワーのある旨味が潮のように押し寄せてくる、暑い夏に冷酒、もしくはロックで愉しんで頂きたい一本です。
清泉 純米吟醸 ¥770(¥700+税)
● | 原料米 | : | 五百万石 |
● | 精米歩号 | : | 55% |
● | 日本酒度 | : | +3 |
天保4年(!833年)創業。
『日本酒は、土地の米と水と人情と自然が醸す風』を信念に和醸良酒を代表する蔵。
蔵の裏手にある樹齢250年の杉山に蓄えられている雨水は、新潟有数の清らかな名水として蘇り、清泉は醸されています。
時代が移り変わろうとも決して色焦ることの無い、越後杜氏が奏でる匠の技を多彩な温度でご堪能下さい。
酔鯨 純米大吟醸 高育 秋あがり¥863(¥950税込)
完売御礼
● | 原料米 | : | 吟の夢 |
● | 精米歩号 | : | 45% |
● | 日本酒度 | : | +6 |
● | 酸度 | : | 1.7 |
● | アミノ酸度 | : | 0.8 |
● | Ale | : | 16% |
明治5年(1872年)創業。
『料理と共に楽しむ酒造り』を追求し、香り穏やかでキレのある旨口酒を生み出している土佐を代表する蔵。
清流鏡川の涌き水を1日で使いきれる量だけ汲み醸しており、異なる二種の酒質をブレンドし、旨みが増したお酒に仕上がりました。
氷温冷蔵で貯蔵された匠の技が凝縮する銘酒をご堪能下さい。
大七 純米生酛 生詰め ひやおろし ¥727(¥800税込)
完売御礼
● | 原料米 | : | 五百万石 |
● | 精米歩号 | : | 69%超扁平精米 |
● | 日本酒度 | : | +4 |
● | 酸度 | 1.4 | |
● | アミノ酸度 | 1.3 | |
● | Ale. | 15% |
宝暦2年(1752年)創業。
独自の精米技術を用い、精米分野で史上初となる【現代の名士】に選出された佐藤孝信杜氏を筆頭に伝統的な生酛造り一貫の銘醸蔵。
濃醇なコクとしっとりと深みのある余韻。
秋澄む候、洗練された濃密な美酒が新蕎麦の胸のすくような香りを引き立てます。
富久長 純米吟醸 春 うすにごり生酒
¥818(¥900税込)
● | 原料米 | : | 兵庫県産山田錦 / 広島県産米 |
● | 精米歩号 | : | 麹米50%掛米60% |
● | Alc. | : | 15% |
弊店季節酒で高い支持を得た今田酒造本店【富久長】
今期より初登場、待望の春限定酒。
女性蔵元杜氏、今田美穂氏が醸す『やわらかくきらめく水面に梅や沈丁花の香りを含んだやさしい風が吹く春の瀬戸内海』を体現した美酒。
うっすらと滓が絡み合い春かすみのようなふわりと漂う華やかな香り。
やさしく寄り添い料理を引き立ててくれる 一 杯です。
こちらには野菜天麩羅を合わせてみました。玉葱・長葱・大葉・南瓜・エリンギ・獅子唐・茄子の天麩羅盛り合わせ。ひとつひとつの野菜がお酒のこちらには野菜天麩羅を合わせてみました。玉葱・長葱・大葉・南瓜・エリンギ・獅子唐・茄子の天麩羅盛り合わせ。ひとつひとつの野菜がお酒の味香りを引き立ててくれます。を引き立ててくれます。
紀土 – KID – 純米大吟醸
¥818(¥900税込)
和歌山県 平和酒造(株)
● | 原料米 | : | 山田錦 |
● | 精米歩号 | : | 48% |
● | Alc. | : | 15〜16% |
紀州漆器の産地として知られる海南市において
「平和な時代に酒造りができる喜び」をモットーに一九二八年(昭和三年)創業。
紀州の豊かな風土を表現したいと熱い思いを持つ若き蔵元と、若杜氏の二人三脚で酒質を向上させ、
日本酒の魅力を伝えています。
これからの造り手と飲み手が一緒に育ち成長していくお酒という想いが込められた紀土は【紀州の風土】と【こどもKID】を名前の由来に持ち、一杯飲んだ幸せを残しながら二杯目へと盃を進めてしまう…。
盛夏を乗り切る溌剌とした銘酒です。
常山 純米吟醸 玄達
¥863(¥950税込)
福井県 常山酒造(資)
● | 原料米 | : | 五百万石 |
● | 精米歩号 | : | 麹50%掛60% |
● | Alc. | : | 15〜16% |
一八〇四年(文化元年)創業。
『飲む人と酒を通じて対話する』をモットーに音楽や美術のように人の心を豊かにする酒を醸している老舗蔵。
七代目を四八歳で亡くした現蔵元は一九歳であった為、
酒造りは素人、ベテラン杜氏に一から教えてもらいながら代表銘柄【常山】を確立させました。
限定品【玄達】は日本海をイメージし、爽やかな香りと余韻の短さはこの蔵の真骨頂。
福井の名物『おろし蕎麦』との相性を考え醸され、繊細なそばの香りを邪魔せず、大根おろしの瑞々しさとも合う、
涼を感じさせる逸品です。
うまからまんさく ひやおろし 完売御礼
¥727(¥800税込)
秋田県 日の丸醸造(株)
● | 原料米 | : | 秋田県産酒造好適米100%使用 |
● | 精米歩号 | : | 55% |
● | Alc. | : | 16% |
● | 日本酒度 | : | +10 |
一六八九年(元禄二年)創業。全国屈指の豪雪地帯にて三〇〇年以上の歴史のある酒造。
横手市の地が育む良質な水と米で造られたうまからまんさくは、その名の通り旨味のある辛口が五感いっぱいに広がります。
「呑み手も造り手もみんな愉しく!」を志に、
月ごとに新しい日本酒を醸すことで全国の日本酒好きを唸らせてます。
そんな一期一会の銘酒は新蕎麦の香りをもひきたてる一本です。
天穏 ひやおろし 純米生詰原酒 完売御礼
¥727(¥800税込)
島根県 板倉酒造(有)
● | 原料米 | : | 島根県産米100%使用 |
● | 精米歩号 | : | 60% |
● | Alc. | : | 17% |
出雲の地にて代を重ね酒造りを行っている老舗蔵。
この蔵の最高スペック『無窮天穏』のブレンドにも使われる程の
原酒を生詰めしてひやおろしにしました。
日蓮宗の経文より『天【世界】が穏やかであるように』という願いを若き杜氏「小島達也」氏が伝統的な山陰吟醸造りにより
吹き込んだ一本。
濃密な旨味と香りが幾重にも沸き立つ様は、まさに『八雲立つ』
山粧ふ秋の島根の自然を体感できる銘酒です。
鍋島 大吟醸
¥1,363(¥1,500税込)
佐賀県 富久千代酒造
● | 原料米 | : | 山田錦使用 |
● | 精米歩号 | : | 35% |
● | Alc. | : | 17% |
有明海に面した佐賀県鹿島市にて一九二三年創業。
今や九州、日本を代表する酒の一つまで駆け上った唯一無二の酒『鍋島』。
一杯一杯の美味しさに全力投球しています。
非の打ち所がない完璧な設計でやさしく五感を刺激し、
ゆっくりと流れていく…。年末年始を彩る至福の一杯です。
月山 芳醇辛口純米 完売御礼
¥727(¥800税込)
島根県 吉田酒造(株)
● | 原料米 | : | 酒造好適米100%使用 |
● | 精米歩号 | : | 70% |
● | Alc. | : | 15% |
月山富田城の城下町にあり、約三〇〇年の歴史ある蔵。
地元の契約農家で栽培した良質な米と、島根の銘水百選に指定された超軟水を仕込み水に使用するこだわりは、ミネラル分の高い硬質水を選ぶ蔵が多い中、あえて困難ではあるが古来の日本の風土と、日本人の体に優しく染み入る事を考えての為。
柔らかな味わいと出雲流の芳醇な旨み溢れる酒を醸しています。
米の旨みを存分に引き出し、締まった辛さと透明感のある
軽快な日本酒。
凍てつく寒い日に味の幅がひろがる燗がおすすめです。
大号令 生酛純米雄町 -65
¥818(¥900税込)
広島県 馬上酒造
● | 原料米 | : | 岡山県産雄町 |
● | 精米歩号 | : | 65% |
● | 日本酒度 | : | -9 |
● | アルコール度 | : | 15% |
日本一の筆の産地として知られる広島県熊野町にて創業129年の小さな造り酒屋。
先代蔵元が奥様と地元で消費される分だけ醸していたが2020年、70歳を過ぎて体力の不安とコロナ禍の影響もあり、蔵を閉じる事を決意。
古き良き伝統の技法を残したいと願う北海道の酒造会社と、様々な銘酒蔵にて十 三年酒造りを学んだ若き杜氏の直談判により復活を果たします。
熊野筆を思わせるやさしい口当たりと重厚味が奏であい陶酔へといざなう一本です。
紫宙(しそら) 純米吟醸 ストロベリーラベル 完売御礼
¥900(¥818+税)
岩手県 紫波酒造
● | 原料米 | : | 岩手県産ぎんおとめ使用 |
● | 精米歩号 | : | 55% |
● | Ale. | : | 15% |
『南部杜氏発祥の里』として知られる岩手県紫波町にある蔵人わずか四名の小さな蔵。
『紫宙』とは宇宙や天空をあらわす言葉で紫波町から一文字を取り命名されました。
岩手県のオリジナル酵母『ジョバンニの調べ』と『ぎんおとめ』を使用し華やかで繊細な味と香りがひろがり、そのゆったりとした酔い心地は、まるで大空を漂うよう。
南部杜氏初の女性杜氏『小野裕美』氏が手仕込み、愛情を込め大切に醸した一本です。
第二回「蕎麦屋親爺の隠し酒」
(一合) ¥750 (¥682 +税)
● | 原料米 | : | 彗星 |
● | アルコール度数 | : | 16度 |
● | 精米歩号 | : | 65% |
● | 酸度 | : | 1.3 |
北海道産酒造好適米「彗星」を使用した超辛口酒。
本醸造酒。
大辛口+16度の地酒です。
味わいはキリッと爽やかでスッキリした口あたり。
ですが、辛口でありながらお米の味も感じられる、とても飲みやすい食中酒。
さあ、銘柄はなんでしょう?(^^)
第二回「蕎麦屋板長の隠し酒」
(一合) ¥950 (¥864 +税)
● | 原料米 | : | 亀の尾 |
● | 使用酵母 | : | 山形NF-KA |
● | アルコール度数 | : | 15.3度 |
● | 精米歩号 | : | 50% |
● | 日本酒度 | : | +5 |
● | 酸度 | : | 1.5 |
純米吟醸酒。
育てにくく収穫量が少ない為、全量契約栽培のみの酒造好適米「亀の尾」で醸されました。
大吟醸クラスのお酒で仕込まれてきましたが、蔵元が多くの人に味わっていただきたいとの思いで純米吟醸酒に。
味わいもほのかな吟醸香、爽やかな酸とキレのある辛口です。
冷、燗お奨めですが、お燗で呑んで頂きたいお酒です。
第一回「蕎麦屋女将の隠し酒」
(一合) ¥1,700 (¥1,545 +税)
グラス(100cc) ¥1,100 (¥1,000 +税)
● | 原料米 | : | 山田錦100%使用 |
● | 使用酵母 | : | 米麹 国産米 |
● | アルコール度数 | : | 16度 |
● | 精米歩号 | : | 35% |
日本酒が世界に誇れるお酒だということを証明した1647(正保3)年創業の名醸造が、非日常を体感させる。繊細でありながら重層的なお酒をハレの日の為に特別に誂えました。様々なシチュエーションで楽しんで頂きたいと、女将が特別に少量でのグラス提供も致します。細胞で感じる圧倒的な密度とエネルギーを「蕎麦屋酒」の世界でどうぞ。純米大吟醸
純米大吟醸 日置桜 強力
(一合) ¥1,500 (¥1,364 +税)
● | 原料米 | : | 強力(鳥取県産) |
● | 使用酵母 | : | 協会7号 |
● | 精米歩号 | : | 45% |
● | 日本酒度 | : | +7.5 |
● | 酸度 | : | 1.9 |
● | アミノ酸度 | : | 1.3 |
食中酒として、より映える、米の旨味を活かした芳醇で伸びやかな酒。
さらりとした飲み口の後に、ほのかな甘みをしのばせた酒を造るのが上手い《 鳥取県日置郷の山根酒造場 》が、春を待つ心に酒を酌み交わす意を込めて「日置桜」と酒銘。
昭和62年に早くも普通種にアルコール添加を全廃。
鳥取県を原産とする幻の米「強力」はもともと良い酒を造りやすい米だが、そのかわり長稈かつ大粒なので倒れやすく
「強力を育てるのは荒馬を乗りこなすよう」
と言われ、敬遠する農家を説得しての復活栽培に取り組み、平成元年純米吟醸づくりに成功したのが
「日置桜 純米大吟醸 強力」
寝かせるほど粗さが消え、小気味よさの利いた旨味が出てくる強力米の特性を堪能できる酒。
純米大吟醸酒 八海山
(一合) ¥1,050 (¥955 +税)
● | 使用米 | : | 山田錦(麹米・掛米) 美山錦,五百万石他(掛米) |
● | 使用酵母 | : | アキタコンノNo.2 |
● | アルコール度数 | : | 15.5% |
● | 精米歩号 | : | 45% |
● | 日本酒度 | : | +4.0 |
● | 酸度 | : | 1.3 |
● | アミノ酸度 | : | 1.2 |
つくり手の意志に強く裏うちされた《覇気》が伝わってくる酒がある。
すべて手づくりの麹と、八海山の雪解け水が湧き水となった「雷電様の清水」で醸した純米大吟醸。
冷や(常温)でもバランスがあるし、
燗にすると旨味とまろやかさが一層際立つ。
吟醸酒を「燗」で楽しむ、それをしてもバランスが崩れない、そんな贅沢を味わえる酒として、ラインアップさせてもらった。
純米吟醸中汲み 天穏
(一合) ¥900 (¥818 +税)
● | 原料米 | : | 奥出雲産佐香錦 |
● | 使用酵母 | : | 島根K1 |
● | アルコール度数 | : | 15-16% |
● | 精米歩号 | : | 60% |
● | 日本酒度 | : | +5.0 |
● | 酸度 | : | 1.5 |
第一回「板長の隠し酒」で提供していましたが、好評につき正規日本酒ラインに格上げします。
佐香錦らしい品の良い綺麗さと、木槽搾りと無濾過の純米ならではのやわらかさがあります。
口に含んだ瞬間、ふくよかな味わいが拡がり、「切れ味」という味があるならまさしくこのお酒と、板長がお奨めいたします。
十勝 純米
(一合) ¥900 (¥818 +税)
● | 原料米 | : | 北海道産酒米使用 |
● | アルコール度数 | : | 15度 |
● | 精米歩号 | : | 70% |
帯広畜産大学内にある『碧雲蔵』で醸した真正の食中酒。
小樽出身の総杜氏「川端慎治」氏が手掛ける包容力のある
旨みとキレ味の、ついつい飲まさる酒を蕎麦前とともに。
生酛純米酒 北力
(一合) ¥850 (¥773 +税)
● | 原料米 | : | 北海道酒造好適米「吟風」 |
● | アルコール度数 | : | 16度 |
● | 精米歩号 | : | 60% |
北海道しりべし倶知安町・二世古酒造
二世古酒造杜氏と室蘭・酒本商店とのコラボ。
北海道伊達で有機無農薬栽培された酒造好適米「吟風」を生酛造りで醸した。
軽快な口あたりとなめらかな酸味と旨味を兼ね備えた、冷、燗のいずれでも楽しめる食中酒。
親爺の隠し酒から正規の日本酒ラインアップに!
超辛純米 花垣
(一合) ¥800 (¥727 +税)
● | アルコール度数 | : | 15度 |
● | 精米歩号 | : | 60% |
● | 日本酒度 | : | +12 |
第一回「蕎麦屋親爺の隠し酒」で提供していましたが、好評につき正規日本酒ラインに格上げします。
弊店蕎麦屋親爺のルーツ、福井県・大野市の名酒。
日本酒度+ 12の純米酒。アルコール添加をしないため、優良酵母を完全発酵させてやっと実現できる数値です。その味わいは、軽くドライで味切れのいいものですが、米のうまみをしっかり残し、味幅も感じられます。「合焼き」など併せて呑むと、スパッと流してくれます。
磯自慢 別撰本醸造
(一合) ¥1,200 (¥1,090 +税)
● | 原料米 | : | 兵庫県特A地区山田錦100%使用 |
● | 精米歩号 | : | 60% |
吟醸王国と呼ばれる静岡県焼津市にて1830年創業。
洞爺湖サミットで乾杯酒として採用され、各国首脳を唸らせた日本を代表する蔵。
本醸造とは思えない奥深い味わいを持ち、磯自慢の品質の高さをうかがえる一品です。
純米酒 鷹勇
(一合) ¥850 (¥773 +税)
● | 使用米 | : | 山田錦60% 玉栄40% |
● | 使用酵母 | : | 協会 9号 |
● | 精米歩号 | : | 50% |
● | 日本酒度 | : | +10.8 |
● | 酸度 | : | 1.6 |
熟成の遅さが真骨頂!
男の酒「鷹勇」。
その賛辞は現役屈指の名杜氏坂本氏の名と共に語られる。
28歳で杜氏に就任。
以来ベタ甘全盛の時からから一貫して、蒸し米を締め、麹を締めて、味を切らせた爽快辛口を醸し続ける。
新酒の時期は水のようにさらりとした酒質。
寝かせ時間をかけて適熟を待って出荷される酒の代表的存在。
「鷹勇」の本領は、常温にちかい冷やかぬる燗で呑むこと。
抜群にスベリがよくなる、男の酒「鷹勇」を如何が。
純米酒:熟成三年の熟成酒:ひこ孫
(一合) ¥1,000 (¥909 +税)
● | 使用米 | : | 山田錦(徳島阿波産) |
● | 熟成期間 | : | 3年 |
● | アルコール度数 | : | 15.7 |
● | 精米歩号 | : | 55% |
● | 日本酒度 | : | +10.8 |
蕎麦屋親爺が学生時代に知った純米酒。
この純米酒を知ったときの衝撃!
フルーティなどと訳もわからず酒を評するものには解らない。
華やかさはないものの熟成酒のみが持っている枯れた香りと複雑な旨味は一度知ったらやみつき。
大きな味のふくらみと対照的な後味の軽やかさがあり、独特の印象を醸し出す。
神亀酒造は熟成酒に力を入れてきて、今日全量の約九割が一年以上寝かせた熟成酒をラインアップしている。
神亀酒造は、昭和62年全国で初めて全量純米を達成した蔵で有名。
その酒質を決定づけているのは、熟成の作用と時を経て味わいを増す酒にするためのきめ細かな気遣いにこそある。
素人には触れることの出来ない製法を維持し続ける杜氏・上原氏、そしてまだ「山田錦」入手困難な時代から酒造好敵米の確保に奔走しついに吉野川上流の理想的な環境で栽培される「山田錦」を確保するオーナー・小川原氏との絶妙な関係が織りなす「ひこ孫」シリーズ。
その原点・「ひこ孫・純米酒」で、常温にちかい冷やかぬる燗がお薦め。
腰の強いこの「ひこ孫」には、 塩辛 や 塩雲丹 、ニシン切り込み などが最適の酒肴です。
山廃純米酒 三井の寿 豊穣美田
(一合) ¥800 (¥727 +税)
● | 原料米 | : | 山田錦(福岡糸島産) |
● | 熟成期間 | : | 1年 |
● | アルコール度数 | : | 15 |
● | 精米歩号 | : | 70% |
● | 日本酒度 | : | ±0 |
純米酒にはしばしば「米の旨味」という表現が用いられるが、舌触りがなめらかで旨味の濃い、文字とおり「米の旨味」がぴったりの酒。
「みいの寿」の「美田」シリーズは精白度、麹、酒母など様々に組み合わせを変えたバリエーションを誇る。
そのなかでも、精米暮靄70%・総破精型麹・山廃モトの組み合わせで釀した「豊穣」が最も個性的に出来ている。
派手な上立香は控えめで、米そのものの旨味が詰まり、甘みのないまろやかな香味が特徴。
41度=ぬる燗のお燗で調和が深まり、味きれも良く、味の濃い料理が欲しくなる日本酒です。
菊正宗 びん詰純米樽酒
(300ml)¥950 (¥864 +税)
● | アルコール度数 | : | 15 |
● | 日本酒度 | : | +5 |
菊正宗が、「樽酒びん詰め」製造発売五〇年を記念し、瓶詰め樽酒を「本醸造」から「全量純米酒」にして新発売です。
樽酒に合う純米酒仕上げにするため独自の「キクマサLA酵母」を開発、優しい口当たりながら、味の濃さ、旨味を上げ、渋み刺激を押さえ込んだ上に、吉野杉の樽も自社製造で香りをまとわせ、飲み応えある「純米樽酒」の味わいになりました。
一番香りの良い飲み頃を取り出し、瓶詰した本格樽酒。純米酒らしい余韻のあるうまみに吉野杉の爽やかな香りをまとった芳醇な味わいとキリッとしたのど越しが特長です。
厳寒本仕込み純米生貯蔵酒 北の錦
(300ml)¥950 (¥864 +税)
● | 原材料 | : | 北海道産彗星100% |
● | アルコール度数 | : | 14% |
● | 精米歩合 | : | 70% |
● | 日本酒度 | : | +5 |
北の錦の生貯蔵酒が「本醸造」から「純米酒」にアップグレードしました。
酒造好適米「彗星」を100&%使用し、のど腰、キレ、後味も爽やかに。
食中酒に一層最適になりました。
厳寒の時期に酒造好適米を長期低温発酵で仕込みました。
雑味のない綺麗なお酒に仕上がって。
柔らかですっきりした味わい。
純米生酒 北の誉
(300ml)¥850 (¥773 +税)
● | 原材料 | : | 国産米100% |
● | アルコール度数 | : | 13度以上14度未満 |
● | 精米歩合 | : | 60% |
● | 日本酒度 | : | +3 |
● | 酸度 | : | 1.4 |
北の誉小樽工場は旭川に移転しましたが、小樽人は「小樽の酒」と今でも贔屓にしております。
一切加熱処理していない、甘口のお好きな方にお奨めです。
北の勝 本醸造鳳凰
(一合) ¥620 (¥564 +税)
北の勝 本醸造鳳凰 北海道 根室・碓井勝三郎商店
北の勝は、北海道最東端・根室市に百有余年前に誕生した由緒ある日本酒。
自然に恵まれた北海道根室の風土に育まれた、時と匠の技が磨き続けてきたロマンの美酒。
ブランドや知名度で日本酒を選んではいけないということを、この北の勝の存在が示している。
本醸造酒では弊店で今最もお客様の人気のあるお酒です。
国稀 本醸造特選
(一合) ¥650 (¥591 +税)
● | 原材料 | : | 国産五百万石米100% |
● | アルコール度数 | : | 13% |
● | 精米歩合 | : | 65% |
● | 日本酒度 | : | +3 |
● | 酸度 | : | 1.2~1.4 |
日本最北端・増毛の酒蔵・国稀酒造。
増毛の良質の水と厳選した酒米・国産五百万石を65%まで磨き、辛口でキレのいいコクある、蕎麦屋の酒肴にベストマッチする「食中酒」です。
情けないことに、今や高級料理店でも「燗酒」はベタ甘い本醸造酒を平然と出す時代になってしまって。
キレとコクのある本物の本醸造酒との歴然たる違いを、「国稀・本醸造」を「常温冷や」か「ぬる燗」でお味わい下さい。
辛丹波 淡麗辛口 本醸造
(300ml) ¥900 (¥818 +税)
● | アルコール度数 | : | 15% |
● | 日本酒度 | : | +7 |
● | 酸度 | : | 1.5 |
大関酒造が酒処・丹波の風土で育んだ地酒、淡麗辛口本醸造「辛丹波」。
丹波の郷愁と伝統そして素朴な土の匂いを感じさせます。
辛口ですが雑味のない、口あたりサッパリのキリッとひきしまった淡麗辛口酒。
その上、冴え、澄み、深みををさらに感じさせる逸品。
八海山 原酒仕込み「梅酒」
(1合) ¥800 (¥727 +税)
● | アルコール度数 | : | 13% |
「梅酒は爽やかだけど、甘ったるくていや・・・だ」
と言う方に、ぜひとも味わっていただきたい梅酒です!
八海山の原酒を使い良質な国産青梅を使用し、丁寧に仕込まれました。
他の一般的な梅酒とは敢然と一線を画します。
甘さ控えめの味でさわやかな青梅の香りと酸味を生かして造られています。
甘さの少ないカロリー控え目の味は、食前、食後よりも、食中酒としてオススメです。