四季の酒 冬1本目
黒牛 純米酒
一合 ¥770(¥700+税)
名手酒造店
五百万石・山田錦使用
精米歩合 50-60%
Alc. 15-16%
慶応2年(1866年)創業の名手酒造。
和歌山市の南方約10㎞に位置する海南市「黒江」は、万葉集に「黒牛潟」として詠まれた風光明媚の地としてかつて奥まった入り江があり、蔵の付近には黒い牛の形をした岩が浜辺にあったと云います。
水へのこだわりと米への想いは、蔵の風土に合わせた酒づくりと蔵の個性が生かされます。小規模製造により蔵元直送のみでの流通の為、北海道ではあまり見かける事の出来ない銘酒です。
万葉の昔を偲べるようなまろやかな味わいと、感動に値する喉越しの戻り香をお楽しみ下さい。
こちらのお酒には、シャコぬたを選んでみました。
「ぬた」って何?と聞かれることもありますが、白味噌和え、酢味噌和えということですね。
小樽産秋シャコは、成熟前なので身に栄養が行き届き、身入りも厚く、味もよりコクがあります。
【黒牛】は当時20代の板長が先代社長に連れて行ってもらった店で出会い心を奪われた一本です。
この時季だけの「シャコぬた」を黒牛と共に丑年を締めていただければと思います。